プロダクトデザインコース

DAISOさまとの産学連携商品発売 Part4

こんにちは、プロダクトデザインコースです。

 

プロダクトデザインコースでは、2017年から100円ショップのDAISOブランドを展開する、株式会社大創産業さまとの産学連携授業を行っています。

授業では2〜3年生の学生が商品化を前提にアイデアを出し、最後は社長さんやバイヤーさんに自分のデザインをプレゼンします。

授業から発売された商品は50点を超えますが、その中には、「お助け本棚」「漫画を飾れる棚」「キャンドルうねうね」などヒット商品になったものもたくさんあります。

 

 

 

先月、2023年度の授業で提案された商品が発売されました。

 

「棚をつけられるファイルボックス」です。

考えたのは、当時3回生だった向井百花さん。

 

商品化までの経緯をインタビューしてきました!

▼4回生向井百花さん(登美ケ丘高校出身)

 

Q. どういう意図で作られたのか、商品化までの経緯を教えてください。

私の推し活として、好きなアーティストの同じアルバムをジャケット違いで買ってコレクションしたりするのですが、そういった自分のコレクションをうまく収納できるような棚があったらいいなと思ったのがきっかけです。また、実家暮らしで、自分の部屋のスペースが限られているため、増えていくコレクションをいかにうまく収納できるか、という点から発想しました。

 

▼商品を活用して実際に自身の棚を整理している様子

 

Q. 制作にあたり、どんなことに苦労しましたか?

やはり、100円という予算に収めなければならない点に苦労しました。棚ということで大きな商品になるため、どの部分を削るとコスト削減になるか、検討しながら進めました。最初は側面パーツも組み立てる方向で考えていたのですが、一つのパーツで一つの金型で製作できた方がコストは低いとアドバイスをいただき、一つの塊から棚板を切り離して組み立てる形になりました。

 

Q. 最終的には東京の本社オフィスに出向いて、多くの社員やバイヤーの方々の前で発表しますよね。どのような反応でしたか?

発表直前に体調を崩してしまい、当日はZoomで発表を行いました。接続はうまくいっているか、資料は表示されているかなど、慣れないオンラインでの発表に余計に緊張しましたが、無事乗り切ることができました。先方の役員の方が、「売ってたら買う!」「ちょうどこんな商品があればいいなと思っていたところ」と好評をいただくことができました。

 

Q. 実際に商品化されてどんな気持ちですか?

商品化されたものは、自分が考案したデザインとほとんど変わらないものだったので、実際自分がデザインしたものが店舗に並んでいる姿を見て、とても嬉しかったです。家族も喜んでくれており、幼稚園に務める親戚にプレゼントしたところとても重宝していると好評をいただきました。

 

▼幼稚園で活用されている様子

 

▼実際に商品として店頭に並ぶ様子

 

Q. 今後の抱負を教えてください。

ホームセンターに就職します。はじめは店舗での販売を経験し商品知識を深め、後々は商品開発職としてこれまでのプロダクトデザインコースで得た学びを生かしていきたいです。

また、推し活以外にも手芸や動画編集などいろんな趣味があるので、プライベートでは自分が楽しいと思うことをとことん続けていきたいと思っています!

 

 

向井さん、ありがとうございました。今後のご活躍を期待しています!

 

▼ちょうどいらっしゃったゼミ担当の上林先生に講評をしてもらっている様子。

 

 

 


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