プロダクトデザインコース

【3年生授業レポート】gravity — インテリアプロダクトデザイン

こんにちは!プロダクトデザインコースです。

本日は3年生前期に行われた、プロダクトデザイン総合III Aの授業の様子をお届けいたします✨

この授業は、インテリアプロダクトのデザインに関する授業です。

 

 

インテリアプロダクトは、他のプロダクトの領域に比べてとっても自由度の高い分野です🎈
車や通信技術を使用した道具は技術によってデザインが進化していきますが、インテリアプロダクトはそこまで大きく変化しません。

 

椅子などを例に挙げると、約5,000年も姿がほとんど変わっていないのです!昔から、椅子には座面があって、背もたれがあって、脚があったんですね:椅子:

 

そういった状況で、では何のためにインテリアプロダクトをデザインするのか、ということを、授業を通してみんなで考えていきます。

 

 

今回は3つ目の課題であるgravity」についてレポートします:複数の本:
まず実験として、ヒートガンという高温の熱風が出るドライヤーのようなものを使用し、3Dプリンターで出力した幾何学的形状の物体を、重力に従って変形させます。

 

▲ぐにゃり

 

3Dプリンターは樹脂で印刷を行うので、熱を加えると柔らかくなります🔥

 

▲石を乗せて、ヒートガンを当てると…

▲石の重みでぐにゃり

▲手で触って変形させてみます

 

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この実験の結果を元に、最終的に学生がデザインした、素敵なプロダクトを2つ紹介します!

 

▲ティッシュケース。ティッシュの柔らかさと、波を打ったように変形した樹脂の姿がよく馴染んでいます。ティッシュを挟んでマグネットをくっつけて固定します。

 

▲ランプシェード。ぽってりとした形が暖かい光にマッチして、ふんわりと照らしてくれます。

 

他にも、花器や小物入れを制作している学生がいました🌻

 

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実験や制作を行うなかで、授業の最初に考えた「何のためにインテリアプロダクトをデザインするのか」が見えてきたのではないでしょうか。
インテリアプロダクトは、日々の生活を豊かにする力を持っています🌱

今回の授業を通して、その奥深さとデザインの可能性を、学生たちが存分に感じてくれたことと思います。

 

引き続き、プロダクトデザインコースの魅力を発信していきますので、どうぞお楽しみに🎵

 

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