- 2013年3月29日
- 日常風景
駅ナカアートプロジェクト 【こんなウイルス、悪くない。】
会期:平成25年3月13日~6月30日
場所:地下鉄東山駅
京都市営地下鉄と京都市内の9つの大学がコラボし、暗いイメージのしがちな地下鉄の駅を、
学生が非日常的な空間にデザインするというプロジェクトが行われました!
京都造形芸術大学の担当は、東山駅。
これを手掛けたのは情報デザイン学科 イラストレーションコース2年生4名です。
テーマは、【こんなウイルス、悪くない。】
駅は多くの人々が密集する公共の場で、全く知らない人と接触する場所。
風邪やインフルエンザなどのウイルスに感染してしまうといったイメージを持ってしまいがちです。
これを逆手に取って、良い意味でたくさんの人が共感できるような作品を作ろう!ということになり、
全くの他人と言いながら皆が同じ顔になるウイルスに感染してしまうという設定をし、
そこで見て行く人々が少しでも楽しく、にこやかになるよう
「笑顔の感染」をテーマとした作品を作りました!
実際に、作品を駅構内に展示してから沢山の人々が反応してくださり、
東山駅を利用する多くの人に「笑顔の感染」が広がっていました。
特に、小学生からの反応がすごかったです!(笑)
そして3月19日には、プロジェクトに参加した9大学合同の意見交換会がありました。
京都市長や企業の方もきてくださり……なんと!!!
京都市長から感謝状を頂きました~!!!
テンションも上がったところで各大学が作品についてプレゼンをし、
その後企業の方が意見をくださったり、
学生も交えて今後の駅ナカアートプロジェクトについての話し合いも行いました。
他大学の作品コンセプトについてはもちろん、
企画から完成までの道のりを知ることができ、とても興味深いものでした!
実際に社会で働くプロの方々からも意見を貰い、モチベーションもとても上がりました!
取り組み始めた頃は私たちはまだ1年生で、
正直、わからないことだらけでてんやわんやしました。
徹夜もいっぱいしました(笑)
でも、こうやって駅を利用してくれる人が笑顔になってくれることはもちろん、
実際に社会に出て自分たちでミーティング~制作まで取り組み、作品が展示される……
すっごく良い経験になりました!
失敗もたくさんした分、少しは成長できたかな~?と思います!
皆さんも一度、笑顔ウイルスに感染してみませんか?
是非、京都市営地下鉄東山駅へ足を運んでみてください。
情報デザイン学科
イラストレーションコース2年
山川、 高畑、 時吉、 新井