- 2013年3月29日
- 日常風景
T・ジョイ京都 × 情報デザイン学科 産学共同プロジェクト!
この授業では、昨年度の情報デザイン学科 映像メディアコース2年生の学生が、
「T・ジョイ京都」という実際の企業(映画館)とコラボレーションする、
産学協同(産業 × 学校)のプロジェクトに取り組みました。
最近はDVDやインターネットで簡単に映画が観れるため、
映画館に来る人が少なくなっていますが、「やはり映画は映画館で観てほしい!」、
「学生向けのサービス<シネマ学割定期>の特典の魅力をアピールしてほしい」という要望を
「T・ジョイ京都」から受けました。
まずはみんなで映画館での思い出など、映画館に対するエピソードやイメージを話し合い、
その後、それぞれ実写やアニメーション、CGなど様々なアプローチで映像を制作していきます。
たった60秒間のコマーシャルを作るのは簡単そうと思いきや、
実は難しく、情報もいれつつ自分らしさも出したい。
そこで私は映画館の魅力をラップ調の歌にして作りました。
もちろん実際に映画館をお借りし、ロビーやシアター内での撮影も行います。
シアター内は暗いため、役者の表情を分かりやすく撮るのが難しかったり、
小道具に使用したポップコーンを床にぶちまけたりと大変でしたが、
終始和やかな雰囲気で撮影が行われました。
お客さんがいなくなってからの撮影なので、終わったのは深夜2時。
真夜中の撮影でハイテンションだったみんなも、終わる頃にはへとへとでした。
しかし、普段はできない映画館での撮影、とても本格的なのです!
このプロジェクトを通して、
話し合いから構想、撮影を編集でまとめるという作業一連を学生一人一人が行うことで、
クライアントの要望を人に伝える「広告の基礎」と、
それをより魅力的にするための自分の表現力を身につけることができました。
また、大学内を飛び出し、企業と本格的に取り組むことで、
自分の作品がリアルに社会で生かされているんだ!と感じることが出来ました。
情報デザイン学科
映像メディアコース3年
小竹