こども芸術学科

卒業生リレーメッセージ 9:大江美紀さん|学生紹介


保育所保育士:大江美紀さん



あっという間に、もう1年が過ぎますね。社会人1年生のひとは、2年生に。今回の、リレーメッセージは京都市の公務員(保育所保育士)として、がんばっている大江美紀さんです。

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こども芸術学科2期生の大江美紀です。

保育所保育士1
こども芸術学科を卒業して、もうじき1年を迎えようとしています。去年の今頃は、採用試験をなんとか乗り越えてホッと一安心しながらも、卒業制作でもがいていたなぁ、と懐かしく思い返されます。

私は4月に、京都市の保育士として新しいスタートをきりました。京都市の保育士の配属先には、25ヶ所の市営保育所や、児童福祉センター、一時保護所などがあります。また、職域拡大に力を入れており、活躍の場が開かれているという魅力もあります。

京都市の保育は『子ども一人ひとりを主体として受け止め、心を育てる保育』を大切にしており、私も日々それを意識しながら、子どもや保護者への丁寧な関わりを心がけています。また、さまざまな研修を受けて、自己研鑽にも励んでいます。そのような場では、経験年数に関係なく、多様な保育観に触れられるのがとても力になります。

私は現在、伏見区にある保育所で、0歳児クラスの担任をしています。学生時代は0歳児にまったく関わったことがなく、初めてのミルク、初めてのオムツ変え、初めての抱っこ…と初めてずくしの4月でした。

そんな私でも、一緒に担任をする先輩の助言や、育児マニュアルによって、少しずつ保育士らしくなれてきたのかな、と思います。

保育所の一年は本当に早いですが、『年間指導計画』『月案』『週案』『日案』と、大切にしたいことをしっかり計画・実践していくことで、子どもたちが力をつけながら成長していく姿を感じます。その姿が何よりのやりがいだなぁと嬉しくなります。

学生時代を一言で表すと “自由” でした。

保育所保育士2


それは、興味のあることに好きなだけ向き合って深められる、とても貴重な時間があったからです。特に、小学校での学習支援ボランティアや、保育実習、施設実習は今の自分につながる、大きな経験でした。

これからも、今までのすべての経験を糧にして、より成長していきたいと思います。

大江美紀


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(浦田雅夫/子ども家庭福祉・心理臨床)

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