こども芸術学科

体験授業に参加してくれた皆さんへQ&A

先日の体験授業型オープンキャンパスにお越しいただいた高校生の皆さん、有り難うございました!

今日は、体験授業の最後にお配りしたアンケートで、『こども芸術学科について、ご意見や質問、不安に思っていることなどがあれば、自由に書いて下さい。』に沢山の質問を書いていただきましたので、皆さんの不安に応えるべく、ここでQ&Aコーナーをやりたいと思います。
Q:「絵を誰かにほめられたりする程絵を上手に描けません。でも絵は大好きです。入試ではそんなに深く考えないでとおっしゃっていただきましたが、入学してからの授業でついていけなくなったり、難しくなってしまうことがありますか?あったとしてサポートしてもらえますか?」

A: 上手・下手は絵を比較し、「評価」する視点から出てくる言葉です。でも、表現することは本来楽しいことですし、10人居れば10通りのものの見方、感じ方があっていいわけです。こども芸術学科では「共感」の視点を大切にしながら絵を見たいと思います。そして、皆さんは表現者であると同時に、子どもの支援者でもあります。子どもの絵は見るものではなく聴くものと、発達心理学が専門の岸本先生が奨めてくれた、とある保育の本に書いてありました。
 入学してから課題が難しくなることは、もちろんあります。難しい課題を自分なりに取り組まなければ、成長もありません。それをサポートするのが先生達の仕事です。入学したら、皆さんも受け身の姿勢ではなく、先生を困らせるくらい、沢山質問に来て下さい!
Q:「私は保育士になりたいわけではないので就職が心配です。例えば具体的な絵本や絵の技法は学べたりしますか?」
A: 保育士の資格を取得すれば、保育所だけでなく、児童館や社会福祉施設で働くことも可能になります。一般企業に就職する先輩もいますし、美術館の学芸員になった先輩もいます。
 そして、絵本の作画、製本の授業もありますし、紙をつくったり、フレスコ画やテンペラの技法、クレヨンを手づくりするなども学ぶ機会がありますのでお楽しみに!(※現行カリキュラムに於いて)。3年次から4年次では、自分のテーマに基づいて卒業制作をつくりますから、大学院の版画専攻に進学するなど、かなり専門的に掘り下げる先輩もいますよ。
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Q:「こども芸術学科のことが気になっているけど学費がきびしい!」
A: うーん、確かに簡単ではありませんね..
 でも、この学科は4年制の芸術大学で絵を描いたりデザインしたり、地域の子ども達と関わりながら保育・幼児教育と子どものことを学ぶ学科です。3年次以降は自分のアトリエで制作する環境も整っていますので、将来の自分の可能性に投資するつもりでぜひ来て下さい!
 また、本学入学課が作成した「home」という冊子をご両親とぜひ読んでみて下さい。京造にきている先輩達の親御さんがなぜ高い授業料を払っているのかが分かります。
Q:「前回も参加しましたが、今回も参加してよかったと思えました。コミュ入までもう少しでドキドキしています。もっと色々なことを学びたいです。」
A: 体験授業型オープンキャンパス、2回とも参加してくれてどうもありがとう!
 Lee先生の紙芝居共同制作と読み語りの魅力、すごかったですね!英語であることを忘れ、僕も見ていて思わず引き込まれ、笑っていました。大学に入ったら、もっと沢山の出会いを用意していますよ。コミュ入では、普段の力を平常心で精一杯発揮できるようにリラックスして臨んで下さい!
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Q:「絵に全然自信がありません。」
A: 自分の絵に自信はなくても、きっと絵を見たり、描くことは好きなのではないでしょうか?
そうである限り、大丈夫です。絵も含めて色々と表現することの楽しさを、この学科にきてしっかり体験し、味わって下さい。そうすれば、きっと自信は後から付いてくると思いますよ。
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Q:「子どもが好きで、幼稚園、保育園でのワークショップ等を将来やってみたいけれど、どうしたらできるかがわからない。」
A:そんなキミは、必ずこども芸術学科に入学しましょう笑!ワークショップをする機会が授業でもありますし、他にもボランティアなど沢山チャンスがありますよ。
さあ、あなたの質問に、ちゃんと応えられていたでしょうか?
ぜひ、皆さんの若いパワーを、未来の子どもたちのために役立てられるように、こども芸術学科に入学して、一緒に頑張りましょう!!
(森本玄:教員/絵画)
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