- 2014年10月13日
- 日常風景
大阪芸術大学の学生たちがやって来た
先日、大阪芸術大学 文芸学科で学ぶ
学生たちがやって来て
文芸表現学科がどのような学科で、
なにを学んでいるのか、学生に取材してくれました。
どうやら卒業制作に関わる取材のようです。
(左から、井上くん、三枝さん、岡本くん、武田さん 大阪芸術大学文芸学科)
(左から森くん、植田さん、山内さん、二木くん 京都造形芸術大学文芸表現学科)
さいしょの話題は、文芸表現学科の代表的な授業である1年次必修の「百讀」。
「百讀」の授業では、古今東西の名著を読み、
小説がどのように書かれているのか、作品全体の魅力を読みとる力をつけます。
3回生の二木くんは「百讀」を通して、
文章のきれいな書き方や、構造を学んだと語っていました。
そこから、話題は好きな本の話になりました。
4回生の植田さんは、角田光代さんの『愛がなんだ』が好きなんだそうです。
大学入学前に『愛がなんだ』を読み、
今では年に1回はこの作品を読み返して「文章を書こう!」と思う、
初心に返るための本になっているそうです。
続いて、昨年制作した文芸誌『旅と旅行』を紹介しました。
取材から編集まで学生主体となって制作した本ですが
自分たちで作家にアポイントメントをとったり、
デザインを考えてデザイナーに発注したり…。
振り返ってみると、制作期間中は怒濤の日々だったようです(笑)。
しかしこの制作を通して、自分たちが書いた文章を
多くの人に読んでもらう為にはどうしたら良いかを
考えるきっかけになったと言っていました。
他にも、卒業制作や将来の夢など、たくさん話していました。
今までの自分たちを振り返るきっかけにもなり
刺激をもらった交流になりました!
大阪芸術大学のみなさん、ありがとうございました。
(スタッフ・鈴木真美)