文芸表現学科

歌舞伎鑑賞教室に行ってきました!

 

先日、林家竹丸先生の授業(文芸論Ⅳ)で

京都・南座の「歌舞伎鑑賞教室」に行ってきました。

 

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歌舞伎発祥の地・京都にあり、沢山の名舞台が上演されてきた南座で

歌舞伎のイロハを落語家・桂九雀さんが解説してくださるということもあり

今年も昨年同様、多くの人が来ていました。

 

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学生もほとんどが南座に初めて来たとのことで、わくわくしながら上演を待ちます。

 

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恒例の桂九雀さんの解説の後に、今回は『色彩間苅豆』(いろもようちょっとかりまめ)が上演されました。

この作品は『東海道四谷怪談』の作者で有名な4代目 鶴屋南北の作品で、文政6年(1823年)に初演された

『法懸松成田利剣』(けさかけまつなりたのりけん)の舞踊劇の部分が独立したものだそうです。

 

あらすじは、心中を決めた「与右衛門」と「かさね」という男女が主人公です。

しかし心中間際、過去の与右衛門の悪事がばれてしまいます。

それをきっかけに怨霊と化したかさねと与右衛門を描く、恐ろしくも美しく、迫力ある舞台です。

 

今回の作品は、舞台につながる「花道」での与右衛門の動きがとても見所でした。

 

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この揚幕(あげまく)より与右衛門が登場します。花道での与右衛門の演技に観客も大注目でした。

 

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上演後は南座のすぐ近くにある歌舞伎の元祖と言われる、

出雲の阿国の銅像を全員で見に行きました。

 

 

 

 

 

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竹丸先生が阿国のことや、南座のことなど色々と説明してくださいました。

 

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最後は銅像の前で記念撮影!

たっぷり伝統芸能に触れた、有意義な一日でした。

 

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(スタッフ・鈴木真美)

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