文芸表現学科

小説共作ワークショップ!

 

今日は「創作基礎ⅠA」辻井先生の授業をレポートします!

 

この授業は1年生の必修授業で、掌編小説からショートショート、

短編小説、長編小説など小説のありようについて学びます。

様々な小説に触れ、そこから学んだことを自分の創作活動に活かしていく

ということを目的とした授業です。

 

先日の授業では「小説共作」というものを行いました。

 

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グループを組み、用意された音楽や写真から小説のストーリーの素材を選び、

グループのみんなでストーリーの土台を考えていきます。

 

 

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グループで円になり、素材から生まれてくるアイディアを

模造紙いっぱいに、どんどん書き込んでいきます。

 

よく学生からも「小説のストーリーが思いつかず、いき詰まる時があります…」と聞きます。

しかし、一人では思いつかない面白いアイディアが、みんなで考えることで沢山でてきて

ストーリーが出来上がっていくのです。

 

どのグループもこんなに模造紙いっぱいにアイディアを書いていました!

 

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また今回はストーリーだけではなく、このストーリーの作者のペンネームや年齢、性別など架空の設定も決めました。

「柊結月」や「日向夏みかん」や「歯茎先生」など…。

ペンネームにもグループの個性が出ていますね(笑)。

 

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作者の設定も決まったところで

いよいよグループごとに考えたストーリーを発表します。

 

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どのグループも時間が限られていたのにも関わらず、展開やオチまでしっかり考えていました。

 

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そして、ストーリーを考えて終わりではなく、

発表を聞いて一番「書きたい!」と思ったストーリーを

実際、小説として書くことが今回の一番の課題です。

(しかも決めた作者の設定になりきり書きます!)

 

 

どのストーリーを書くか、それぞれ決めて今回の授業は終わりました。

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みんなで考えたストーリーを、一人一人の言葉で「小説」として書くと

どんな表現で出来上がるのでしょうか…?

 

どの様な小説ができるのか、今からとても楽しみです。

 

(スタッフ・鈴木真美)

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