- 2015年6月16日
- イベント
【日本画】一日体験授業
こんにちは!日本画コースです。
先日、6月14日(日)に、以前より本ブログでも告知していました体験授業型オープンキャンパスが開催されました。
当日は予定よりもたくさんの方々に来て頂くことができました~
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
おかげさまでとても充実した体験授業になりました。
この楽しい雰囲気を全国の皆さんへ発信したい・・・!(先生方談)
私もそんな思いで今日ブログを更新しています。
※楽しさのあまり長文になってしまいました・・・お許しください~!
日本画コースでは、モノタイプという版画表現の授業を行いました。
勿論、日本画コースでは日本画制作がメインですが、他にも色々な表現方法を学ぶことが出来ます。
漫画、アニメーション、墨表現、テンペラ、などなど・・・
そんな中から決めたのが、モノタイプです。
デッサンからの解放、という標題(日本画コースの中で、今、このフレーズがアツいのです)。
覚えてる方もいらっしゃるかもしれませんが、以前お伝えしたBUKATSUもこの標題でした。
デッサンだけが全てではない、デッサンに縛られずに、色々な表現方法に挑戦してみよう!
そんな想いが込められた標題です。
●モチーフとして、菅原先生のおうちの軍鶏が来てくれました!モフモフ・・・!かわいい・・・!
●教室はこんな感じ
●まずは簡単に写生をしてから・・・でもこれがメインではありませんよ~!
ここで版画のスペシャリスト・長谷川先生の登場です!モノタイプについての説明をして下さいました。
黒のインク一色を使って表現をします。
基本は、マットフィルムという透明なフィルムに絵を描いていきます。
その際にポピーオイルをインクの薄め液(濃淡を出す為)として使い、ウェス(ボロ布)で拭いたり、筆を使ったり、
竹串やめん棒でひっかいたり撫でたりすることによって、予想だにしない、色々な表情が出るんだそうですよ!
そして最後に、プレス機(ローラーと板の間に原画・その上に紙を載せ、圧力をかけることによって版を刷る)にかけると、完成です!
●説明をして下さる長谷川先生
●竹串を使って・・・
●プレス機にかけると・・・
●作品の完成!元のフィルムとは全く違った表情が・・・これは予想がつかないです!
さあ今度は来場者の皆さんの番です!
どんな作品ができるかな・・・
●初挑戦!
●いざ初刷り
●できました!かわいい!
●皆どんどん作品が出来ていきます!
皆一枚、また一枚と作品が完成し、楽しくなって参りました!
ノリにノってきました!先生方はもっとノリにノってきました!
●進んで紙をセットする吉川先生
●あまりの楽しさに、この日から版画家になると決めた(?)菅原先生
『これ君の作品!どう?どう?すごくない?』
●『皆どんどん刷っていきましょうね~!』青木先生
●教室にいる全員、皆大盛り上がりです!
最終的にA4サイズのものを3枚、大き目のサイズを1枚、一人計4枚も出来上がりました!
実は最初は一人1枚の予定だったのですが・・・これは予想以上の皆さんのやる気の成果です!スバラシイ!
初めて挑戦する、新しい表現方法を体験する喜び、驚き、発見・・・
まさに『デッサンからの解放』を味わったのではないでしょうか。
参加してくれた方一人ひとりが、本当に楽しんでいました。
その雰囲気が、先生方をも飲み込み、教室全体が熱気に包まれていました。
軍鶏たちもモデルをした甲斐があるというものです!
最後に、皆の作品を机に並べてプチ展覧会をしました。
先生方は口を揃えて、『これは帰ったら額に入れて、是非飾ってください』、こうおっしゃっていました。
それだけ完成度が高い作品が揃っていました。
●プチ展覧会及びプチ講評会
以上、一日体験授業をご紹介しました!
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます(笑)
けれど、これを読んで、一人でも多くの方に楽しさが伝わったらいいな・・・そう思って一筆入魂しました。
もし関心を持って下さった方、いらっしゃいましたら、次回、
もう一度体験授業があります!
7月12日(日)、今度は墨と金泥です!
●専用サイト
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-14_07-12/
●申込みフォーム
https://w2.axol.jp/entry16/kyoto-art/step1?f=54
皆さんのご参加、お待ちしてます!
日本画コースでした!