- 2015年6月12日
- 日常風景
【日本画】模写クラスの合評を覗いてきました
こんにちは!日本画コースです。
京都は最近雨が続いていて、ムシムシしていやーな感じです・・・
雨の京都も情緒があっていいものですが、湿気でベタベタするのは気持ちの良いものではありません^^;
皆さんのお住まいの方は如何でしょうか?
さて、そんな雨にも負けず、学内では学生たちが着々と制作を進めております。
今回は今年初取材となる模写クラスを覗いて参りました。
模写クラスは3年からの選択クラスです。
主に、日本の古典絵画の模写・再現をしています。
表装や軸装をしたり、屏風制作なども業者ではなく、全て自分で行います!
本日は、その模写クラスの3年生の合評です。
それぞれ、伴大納言絵巻の一部から好きな場面を選んで描きます。
3年生にとっては、これが初めての模写作品です!
●模写クラスの一部屋で合評の準備中・・・
●作品がズラリ
●模写クラス担当の、山田真澄先生(左)、中神先生(右)が講評して下さいます。
中神先生の喝の一言、『できないんじゃない、やるの』は、
模写クラスの壁に家訓のように貼ってあったりします(笑)
先程申し上げた通り、模写クラスは『模写』をするクラスです。
ですので、線の太さ、筆の掠れ具合、色合い、一つ一つ忠実に原作通りに再現せねばなりません。
自主制作とは違い、そこがとても難しかったりします。
昔通りの技法で制作する為、高額な天然の岩絵の具を皆で買いに行ったりもします。
(お金はいくらあっても足りないものです・・・)
けれど、高額なだけあって天然の岩絵の具というのはとても綺麗な発色なんんですよ!
●青い鎧は天然の群青ですね~綺麗です
●赤い着物や鎧、この赤は朱ですね
●原本と見比べながら合評が続きます
●剥落(時が経つにつれ剥がれ落ちてしまったところ)や皺も再現します
●さあ何人描いたんでしょう・・・
●白群の扱い方が難しかったという学生も
●初めての合評を、皆真剣に聞いていました
絵が完成したら、次は表装の生地を自分たちで買いにいきます。
表装によって絵の全体的な色味や雰囲気が変わってきますので、表装はとても重要です。
それぞれ自分の絵に合う生地が見つけてきてくださいね~
これからの行程が楽しみです!
以上、日本画コースでした!
〜 お知らせ 〜
今週6/14(日)に一日体験授業が行われます。
日本画コースではモノタイプという版画表現を実施します!
普段触れることの少ない表現方法、是非体験しにきてください^^
先生も揃って参加しますので、授業中質問もじゃんじゃん受付ますよ~!
●専用サイト
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-14_07-12/
●申込みフォーム
https://w2.axol.jp/entry16/kyoto-art/step1?f=52
皆さんのご参加、お待ちしてます!