こども芸術学科

芽がでました! 

6月14日(日)に行いました体験授業型オープンキャンパス「植木鉢に未来を描き育てる」では、当日オリジナルの鉢作品を制作していただきましたが、実はまだ授業は続いています。この日に、参加していただいて制作した鉢は持って帰っていただきますが、さらに花の種と土をこちらでお渡しし、種を蒔いて育てて行くところまでもが授業になります。参加してくれた皆さん、種を蒔いていただけましたでしょうか?

こども芸術学科でも、事前に3・4回生のゼミの学生に絵など描いてもらい、あと教員も参加して制作した鉢作品に、6月24日に種を植えました。

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丁寧に土を入れて、蒔いてくれました。種は、日日草とコスモスです。

 

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こども芸術学科校舎がある、地心館前に2鉢置きました。梅雨どきですので、雨が強く降ってしまうと、種が流れるおそれもあるので、木の下で雨もかかるようなこの場所に決めました。学生、教員皆さんにお知らせしまして、水あげをかかさないようにしています。

 

syoDSC04671-1ここが、地心館です。アトリエ、工房、教室、研究室など、こども芸術学科専用の校舎で、山の斜面にあるので見晴らしも良く、木々も近くで木漏れ日を毎日見られて、とても雰囲気がいいです。環境も抜群です。

 

そして、6月29日にはコスモスの芽が出てくれました。(撮影は7/3)

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土があって、種があり、水を受けて芽を出す。とても普通のことですが、あらためて見ると、普通のことの有り難さを噛み締めることができますね。そして、太陽を浴びて水を受け、土の栄養により成長していくんですね。とてもシンプルで、生きることへの揺るぎない、力強さを感じます。

体験授業で参加してくれた皆さんの鉢の作品も、これから芽が成長していく中で、アートと植物がコラボレーションして、きっとすばらしい作品に進化していってくれると思います。皆さんの作品はしっかり総て覚えていますので、いつか鉢作品と植物がどのような環境で成長して行っているか見てみたいなと思います。

 

是非、土に触れて、葉に触れてみて水をあげてください。パソコンやスマートフォンなどとコンクリートに囲まれた生活の中で、植物を育て触れ合う中で人間の本能としての五感を育み、様々な気づきから、日常生活に新たな良い効果と作用が必ず生まれてきます。

 

※写真のように小さな芽の時は、青虫やバッタなどにご注意ください。柔らかくて美味しいみたいで、一気に食べられてしまうこともあります。大きくなってからなら根がしっかりしてくるので、多少葉をたべられても問題ありませんが、小さな内は食べられてしまうとそこからは現実として成長することは難しいです。草や木などの近くに鉢を置いている場合は、得に注意深く見てあげてください。あと、種はいろいろな多年草と一年草のどちらかお渡してしているので、来年も咲くものもあると思いますし、今年のみ花を咲かせるものもあります、調べてみてください。

 

(村山修二郎・教員)

 

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7/12(日)は体験授業型オープンキャンパスです! こども芸術学科の7月の授業は、

「絵本のちから、読み手のちから」です!

午前と午後の2回、同じ内容で開催します。他学科・コースに興味がある人も安心して受講して下さい。

「こ学ってどんな学科なの?」「制作も出来るの?」「わたし子ども好きなんですが。」

「まだ志望コースが定まりません..」など、経験がなくても大丈夫です。夏期・秋期コミュニケーション入学の対策にもおすすめです。

 

7/12(日)「絵本のちから、読み手のちから」

授業の概要

絵本は世代や国境を越えてとても魅力的なメディアです。英国出身のLee Haydn Straight氏(絵本作家・イラストレーター)をお招きし、グループ制作と発表をとおして、作り手と読み手、両方の立場を体験しながら絵本について考えてみます。

夏期・秋期コミュニケーション入学の対策にもなっています。どのように子どもたちと絵本の世界をつなげ、楽しい場をつくっていけるのか学んでみませんか?

授業の詳細

Lee氏が絵本作家になるまでの人生や現在の活動、どのように絵本をつくっているのか、そのプロセスを学びます。

演 習では読み聞かせ場面を映像で見ながら、”読み手はパフォーマーである”ことを体感します。その後、実際にグループ制作をし、読み手の役割を演じることに より、「絵本」が読み手と聞き手をつなぎ、ともに絵本の世界をつくっていくことの面白さを発見します。「絵本」があなたを変えるかもしれません!

ぜひ、お申込の上、お越しください! 未来のこども芸術を一緒に考える皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

詳しくはこちらから↓

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-14_07-12/

 

 

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