こども芸術大学

1月18日 倉田修次先生による創作の時間2日目

先週の創作の時間では、カメラの原理である「カメラオブスクラ」を作り、

スクリーンに写ったお母さんや友だちの顔をペンでなぞって描きました。

(詳細は下記URLを参照下さい。)

https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=53038

 

さぁ、今日はどんなことをするのかな。

元気よく倉田先生が登場すると、子どもたちはわくわくしながら先生の話を聞きます。

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今日は先日チーム毎に作ったオブスクラを、6対ずつ合体して大きな画面を作ってみることに。

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そして布をかぶせて覗いてみると、あら不思議!

下の画面に体が、上の画面に顔が写っているではありませんか。

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大きなスクリーンにいろいろな人が写る様子をみて、「テレビみたいだね」と言う子がたくさんいました。

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見る側と写る側の両方体験した後は、先生が奥のホールにみんなを連れて行ってくれました。

「部屋を真っ暗にすると、窓の小さな丸穴から外の景色が写るかもしれないよ」という先生の掛け声を合図に

部屋の電気を消してみました。

真っ暗にすると、写真にはうまく撮れなかったのですが、畳三畳分の大きな白い紙に、外の景色や手を振る友だちの姿が大きく写し出されました。

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 電話でやり取りをしながら「今写っているのは○○ちゃんですか」と外の人に聞くと、

「正解だよ~」と言う声が聞こえてきます。

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 そんなやり取りを楽しんだ後、倉田先生から最後にこうお話がありました。

「今日も不思議なことをして楽しんだけど、カメラの中に自分たちが入ってみたんだということだけ覚えておいてね」

 

カメラの原理を頭で理解するのではなく、全身で体感することができた創作の時間でした。

 

倉田先生、どうもありがとうございました。

(村井)

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