- 2016年3月7日
- イベント
卒業展終了いたしました!
卒業展が3/6(日)をもって終了いたしました!
4回生の卒業論文を外に発信する、とても良い卒業展となりました。
ご覧いただきましたみなさまには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。
今年の卒業展テーマは「襷(たすき)」
卒業生のみんなが、この学科での学びを襷にたとえて、テーマにしました。
「卒業展は4年間で受け継いだものを、襷のように次に手渡していくようだ」と。
研究論文や学科授業の学びで、歴史を紐解く。
それがいつの間にか自らの肩かかった襷であり、 この卒業展での発表や展示が他者にその襷を手渡し、繋いでいく行為。
歴史や文化を知り、新たな知見や問題を自ら解明・解決し、他者に伝える。
その行為が歴史を繋ぎ、文化財を守り伝えていく一歩となるのかなと感じました。
この卒業展が終わり、 卒業生は次に向かって歩んでいきます。
論文を書くことは時には苦しく、時には楽しかったかな?
ひとつのテーマに集中し、調べ、頭が痛くなるほどに考え、長い文章を論理的にまとめ、書き上げます。
そして、展示トークイベントや発表会で自論を堂々と話す。
論文内容が自分の言葉で話せるということは、それだけ研究が身につき、理解している証拠だと思います。
この卒業論文をしっかり書き上げたということを、みんなには誇らしく思ってもらいたいです。
これらの経験は大学を卒業し、次のステップを踏み出す際にきっと役に立つと思います。
そしてこの卒業展を見本にしつつ、次の学年の子たちにより発展させていってほしいです。
卒業論文は、研究して終わりではなくその研究を他者に「伝える」ことも大切です。
自身の精一杯の論文を、精一杯「伝える」ということもこれからの研究を進める学生には考えてもらいたいですね。
先輩たちの襷をしっかりと受け継いでください。
そして卒業生のみなさん、本当にお疲れ様でした。