アートプロデュース学科

【特別講義レポート】『アートを〈編集〉する』櫻井拓さん

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5月11日に特別講義『アートを〈編集〉する』を開催しました。ゲスト講師にお越しいただいた櫻井拓さんは、アートの分野を中心に扱われているフリーランスの編集者です。

 

編集とは、何をすることでしょうか。櫻井さんから最初にあったこの問いかけに、学生からは「締め切りまでに作家から原稿を集めること」「『サザエさん』のノリスケさんがやっていること?」といった答えが。でも実は具体的な仕事内容は、原稿整理のみならず、出版の企画、執筆依頼、デザインのディレクション、校正、入稿、色校正など沢山あることを知り、多くの学生には新しい発見であったようでした。
「編集」という言葉は、一般的に文章や書籍に対して使われますが、今回櫻井さんにお話いただいたことは、広義の意味で編集とは「プロデュース」なのだと感じるところが多くありました。「編集とは、新しい価値が『見える』ように発見・開放する作業」というのは、アートをプロデュースすることについてもそのまま言えることですよね。ARTZONEでの展覧会企画に限らず、ASPでの学びにそのまま繋がる、とても意義のある講義でした。
櫻井さん、ありがとうございました。

 

 

■以下、学生レポートからの抜粋

・社会の需要と伝えたいことのすり合わせや、執筆者の意図をくみ取り世の中に伝える努力、また自らも積極的にあらゆるものに触れることが大事になってくる仕事だと思いました。作家が売れるきっかけを作れる仕事、作家や作品に深く介入できるといった編集の特色に魅力を感じました。

 

・櫻井さんの「状況を編集する」という言葉を聞いて、それこそACOPで必要な力の一つになるのではないかと思う。

 

・編集する仕事とアートをプロデュースする、マネージメントする仕事はとても似ている。講義の中で作家や画家が一次的創造、編集者などは文章や作品をどうやって人に広めるかを考える二次的創造、と説明されていて、どこの社会で働くとしても二次的創造の仕事がなくてはならないんだと思いました。社会では常に誰かがプロデュースしあってまわっているのだと感じました。

 

 

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