こども芸術学科

授業風景

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2013年5月20日  授業風景

こどもの時間×学生の時間。(3)|3・4年次「Czemi」

こども芸術大学の年長さんと年中さんを招いてCゼミ3回生と4回生が

毎週木曜日に楽しい企画を展開しています。第三弾です。

 

もう3回目ともなると、子どもたちも木曜日の午後を楽しみにしてくれています。

学生たちはそのことがプレッシャーにもなっていますが、

子どもの喜ぶ顔を原動力に頑張っています。

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いつもののようにからだを動かしてから活動に入ります。

今日は「たけのこ体操」をしま〜す。

子どもたちは、やる気十分で音楽が流れてくるのを待っていたのですが…。

あれっ!音楽が流れてきません。どうしたの?機械が壊れているの?と心配そうです。

実は「たけのこ体操」のテープの準備ができていなかったのです。

 

3回生はどうしよう、ちょっと焦っています。

そのとき、4回生の森口さんが指遊びで機転を利かせて場を切り抜けてくれました。

そうこうしているうちに、不思議なリズムの音楽が流れてきました。

流れてきたのは「からだほぐし体操」です。ちょっと、ふしぎなリスムです。

「へんなの♪」と言いながら子どもたちは楽しそうです。

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さて、今回のテーマは「宇宙」です。

荒井良二さんの絵本ボイジャーくんをベースに展開するプログラムです。

 

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絵本ボイジャーくんの中には難しい言葉あります。

「こういんやのごとし」「いみわからん〜」と

「時間がぴゅ−っと過ぎていくことだよ」

谷川さんは子どもたちの前で絵本を読むのははじめてだったようです。

そして、子どもたちからきっと、これ!質問されるんだろうな、

と答えを準備していたそうです。

とてもはじめてとは思えないぐらい落ち着いて読み語りしてました。

でも、本人はドキドキで振り返りでは、もっと子どもたちと言葉のやり取りをしながら

読まないといけなかったと思う、と反省しきり。

大丈夫!大丈夫!、次はうまくできますよ。

 

そして、

今日のプログラムは「ボイジャーくんのお友だちをコラージュでつくろう」です。

 

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1回め、2回めは、子どもそれぞれのペースで遊びが展開できるプログラムで、

どの子も無理なく楽しめて、どの子も満足してくれたように思います。

さて、3回めです。

いろいろ考えてテーマの「宇宙」は直ぐに決まりました。問題はその方法です。

先週の話し合いの時は、教室全体を宇宙にするということを学生たちは考えていました。

宇宙をイメージしたコラージュを制作して、天井から吊るした布に貼る。

そして部屋を暗くすると畜光インクで描かれた星や惑星が浮かび上がってくるという

空間づくりでした。

子どもがワクワクすること、喜んでくれることを一生懸命に考えてのことです。

 

規模の大きな仕掛けになりそうで、他の授業もあるのに時間的にも体力的にも大丈夫かと

ちょっと母親の心境になりました。

教師の視点からはこのプログラム、この調子で行くと子どもを刺激する所が違うよ!

子どもの時間って何かを考えて!と思いながら、

私は学生の話し合いを見守ることにしました。

 

そして、週が開けて月曜日。活動計画書はとてもシンプルになっていました。(ほっ!)

時間がないから、準備が大変だからではなく、学生たちも気づいたようです。

大規模な空間づくりは自分たちが経験してみたかったことじゃないか。

完成の形を求めすぎていないか。

子どもの気持ちや時間に寄り添っているか。を再考したようです。

何も言わなくても気づくんですね。やっぱり、保育を学んでいる学生です。

 

もうひとつ、問題は子どもたちにコラージュが分かるか、でした。

ハサミやノリの使い方を指導するのかどうか。

大人が考えている写真画像を組み合わせたコラージュが可能かどうか、です。

結局、大量の古雑誌の写真画像や子どもが触発されやすい形の色紙を

ゼミ生総力で切り抜いて用意しておくことになりました。(やっぱり、大変だ!)

イメージを優先したようです。これが今回のプログラムの構想段階の経緯です。

 

欲を言えば、子どもそれぞれがつくったお友だちのことをゆっくり聞いたり、

完成した宇宙を鑑賞する時間をつくるなど、終わってみれば、課題はたくさんあります。

 

課題が見えてくることが学びにつながっていきます。

そして、また今週の木曜日の最終回に向けて引き続き頑張っています。

きっと、1週間がとても早く過ぎていっていることでしょうね。

 

(梅田美代子:教員/イラストレーション・グラフィック)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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