- 2016年6月17日
- イベント
キャリアイベント~ASP卒業生たちに聞く~
6月15日(水)にASP学科卒業生を招いてのキャリアイベントを開催しました。
全回生が参加したこのキャリアイベント。就活真っ最中の4回生には、現在の自身に直結するタイムリーな話題として、また1回生には、自分の将来・進路について考え始めるきっかけとして、学年に関係なくそれぞれにとって充実した内容となりました。
今回のイベントに登壇してくれた卒業生は、それぞれ全く違った進路に進んだ3名。
前半は3名の現在の活動や、学生時代に何をしてきたか、その時の学びが今どのように生かされているかなどについてお話しいただきました。
京友禅着物の老舗 千總でwebディレクターとして勤務されている高橋甲樹さん(08年度卒)は、学生時代にグラフィックデザインの勉強だけでなく、展覧会づくりの全体を一から学んだことが、今の仕事にとても役立っていると話されていました。
原泉さん(13年度卒)は、現在、大阪大学大学院の医学系研究科博士課程で、芸術作品を見ている人の脳の活動について研究をされています。卒業後進学する人も多いアートプロデュース学科ですが、理系の大学院に進学をしたのは彼女が初めて。新しい分野を開拓していくことは大変なことも多いけれど、その分、やりがいも大きいということとおっしゃっていました。
先日このブログで紹介をしたアート・ユニット「明和電機」マネージャーの大西さん(14年度卒)も来てくれました。卒業間際まで、ARTZONEやウルトラプロジェクト、インターンなどに積極的に取り組んでいた大西さんは、人や場所や出来事にたくさん出会うことが自分にとっての糧になると話してくださいました。
後半は3つのブースに分かれて、直接学生からの質問や悩みに答えていただく時間をもうけました。
発表では聞ききれなかった踏み込んだ話まで伺うことができて、自分の将来をより具体的に、現実味をもって考えることができたのではないでしょうか。
髙橋さん、原さん、大西さん、ありがとうございました!
【学生レポートからの抜粋】
・自分の苦手なことでも挑戦していくことがとても大切だと感じました。大西さんの話では、自分が興味を持ったことに挑戦していき、小さいことをコツコツと達成していったことで、その働きを見ていてくれる人がいて、今の職業につけたとのことでした。自分から動くことが大切だと思いました。
・自分の中で限界や枠を決めないことが大切だと思った。
・人生の生き方、挑戦の仕方を教わりました。
・卒業生の「今」の話を聞いて、自分と重なる所もありとても参考になりました。
・今プロジェクトをやっていて、大変だなと思っていたけれど、絶対何かをつかんでやるという気持ちで取り組もうと決めました。
・受けている授業、活動の一瞬一瞬が全て自分の将来に繋がっているんだと思うと、もっといろんなことをたくさん吸収して学んでいかなければいけないと思いました。点を線にしていくために、授業後には振り返りを行ったり、日記をつけるなどこれから工夫していこうと思います。
【予告】
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