- 2016年8月13日
- イベント
子どもの発想はおもしろい!
こんにちは。連日猛暑日ですね。
みなさん、夏休みはいかがお過ごしですか。
私たちCゼミの3回生(勝谷佳樹、北岸夏波、高村翔子、森田優花)、4回生(清水勇太、西山佳菜、日浅美久、興松友梨子)は夏休みに入った8月8日(月)〜10日(水)の3日間ジェイアール京都伊勢丹7階おもちゃ売り場を会場に「MY BOOKをつくろう」ワークショップを行いました。
そのワークショップの様子をアップしますね。
事前予約で子どもたちの名前をお聞きしています。
その名前をいろいろなフォントで1ページに1文字ずつアルファベットで印字されています。
そう、ページを捲ると自分の名前で1冊の絵本になっているんです。
フォントのカタチからいろいろなものをイメージして自分だけの絵本をつくるというものです。
事前に予約してくださった子どもの名前の冊子を学生たちが1冊ずつ手づくりで準備しました。
学内でのワークショップの経験は何度かありますが、デパートでのワークショップは始めてです。
ちょっと、緊張感がありますね。
そして土曜日、学内からの運び出し組と伊勢丹側の受け取り組に分かれて搬入を行いました。
搬入には施設課の中川さんにトラックを出していただきました。中川さんありがとうございます。
中川さんのトラックが到着すると同時に、何だか雲行きが怪しく、ぽつ、ぽつ降り出しました。
そして急に土砂降りの雨。トラックには屋根がありません。
みんなの必死で濡れないようにと、機敏な動きで間一髪!作成した冊子を助手席に積み込み濡れずにほっと、一安心。という一コマがありました。
あの時雨で濡れていたら、と想像すると…。無事に搬入できて本当によかったです。
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さて、ワークショップが始まりました。
事前予約してくれていた親子が早くも来て待ってくれています。
子どもたちもちょっと、緊張気味ですね。
清水君が優しく声を掛けて雰囲気づくりをしてくれました。
そして、導入開始です。
学生:「みんな、英語は知ってる?」「これは何て言う文字か分かる?」
文字は変形されているので少し分かりづらいですが「このカタチ何に見えるかな?」
子どもたち:「?!」
学生:「おねえさんはね、こんな風に見えたのよ」と即興で描きます。
子どもたちは自分の名前の入った絵本をもらうのを楽しみにしているようです。
導入の間も早く本が欲しいな、とワクワクしている様子が伝わってきます。
「はい。これ○○ちゃんの本だよ。」
さぁ!子どもたちもページを捲って文字と睨めっこです。直ぐに思いつく子、じっくりと考えてからはじめる子、文字は関係無く描き始める子、いろいろですがとても真剣に取り組んでくれています。時間があっという間に過ぎていく感じです。子どもたちの集中力が凄いです。1時間半しっかり取り組んでも足りないぐらいに一生懸命です。付き添いのお母さん、お父さんの方が手持ち無沙汰な感じです。離れても大丈夫な子の親御さんにはお買い物に行ってもらいました。帰ってきてもまだ続いている姿に親御さんもびっくりです。
おにいさんも子どもたちといっしょに、すっかり自分の世界に入っています。
子どもはそんな学生の姿に安心するようです。
学生たちも一緒に愉しい時間を過ごさせていただきました。
お父さんん、お母さんもいっしょに楽しんでくださっています。
事前に申し込みをしていただいていたのですが、当日の会場の様子を見て参加してくださる方のために
急遽当日参加用の蛇腹の形態の冊子をその場でつくることにしました。
途中でアルファベットが足りないというハプニングもあり、忙しい伊勢丹のおもちゃ売り場の方にご無理をお願いしてコピーをさせていただく場面もありました。
夏休みに入っておもちゃ売り場は平日にも関わらず、大勢の親子で賑わっています。
そんな忙しい場面でも快くいろいろ対応してくださいました。
おもちゃ売り場のみなさん、本当にありがとうございました。
子どもたちのお気に入りのページを写真に撮らせてもらいました。おもしろいですよ。
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こんな一コマに出会いました。
この女の子のつくったMY BOOKには素敵な計画がありました。
絵を描いている途中で、「お母さん、こっちへ来ないで」と言った女の子にお母さんは少し驚ろかれたようですが、静かに離れてくださいました。
すると、最後のページに「まま、いつもありがとう」というメッセージを書きはじめました。
こんなのもらったらお母さんはうれしいだろうな〜と、学生たちは既にウルウルです。
恥ずかしそうにお母さんに渡す女の子とサプライズに嬉しそうなお母さん。
お母さんも女の子もしあわせそうです。
しあわせな時間を共有させていただきました。
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ワークショップは①10:30〜②13:00〜③15:00〜の1日3回行いました。
3日間で合計52組の親子が参加してくださいました。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
私たちもとても愉しい時間でした。
子どもたちには、ちょっと難しいワークショップかな、と思ってましたが2歳から小学4年生までが挑戦してくれました。どの子の発想もその子の中にあるイメージが現れてとても面白かったです。本当は描いているときに子どもが話しながらいろんなおしゃべりをしてくれていた言葉も一緒に動画か何かで残しておきたいぐらいでした。子どもの自由なのびのびとした発想力に今回も驚かされっぱなしでした。
最後にジェイアール京都伊勢丹のおもちゃ売り場のみなさん、お世話になりました。
ありがとうございました。
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【お知らせ】
Cゼミの3回生は9月の瓜生山祭(9月18日/19日)で
10000個の紙コップを使ったワークショップを行います。
今回のワークショップの経験を活かして、
子どもたちとの愉しい時間をつくりたいと思います。
参加は事前申し込みで先着順になります。
この学科のブログでも8月下旬にご案内します。
チェックよろしくお願いします。
教員:梅田美代子