- 2016年11月11日
- ニュース
高校生のみなさんへ模擬授業!
こんにちは。副手のノブモトです。
11月3日、「合同生徒実技研修会」と題して大阪北摂地区の高校生の皆さんが模擬授業を受けに来てくれました。
そのキャラデでの模様をお届けします!
模擬授業は「キャラクターデザインを学ぶクラス」、
「アニメーションを学ぶクラス」の2本立てで同時開講し、高校1年~3年生のみなさんに参加していただきました。
キャラクターデザインを学ぶクラスでは村上先生が担当し
キャラクターづくりの考え方についての授業を行いました。
ペアになった相手にインタビューをし、
相手の特徴をどんどん聞き出して掘り下げてキャラクターにし、
キャラクター化されたものを最後にみんなで囲んで講評。
「すごく元気で賑やかだけれど、誰かをサポートするほうが上手な子」を、
自分では光ることの出来ないミラーボールに例えてみたり
「熱しやすく冷めやすい性格」を、
電子レンジに置き換えてみたりと、色んな作品がありました。
自分がキャラクター化されたものをみて喜んでいた生徒さんが印象的です。
キャラクター、と聞くとビジュアルから入ってしまいがちですが
特徴を何かに置き換えたり、本質を考えようとする試みからビジュアルが浮かび上がる過程を学んでもらえたのではないかと思います。
そして、アニメーションを学ぶクラスは野村先生が担当。
ロトスコープという手法を用いてアニメーションにおける動きの研究を行いました。
人間の動作をトレースし、コマの詰めを操作して動きを考え、
アニメーションを作るうえで必要な、より「らしく」見せる方法を探ります。
(PCを扱うため、サポートとしてアニメーションゼミ2回生の先輩が来てくれました)
普段見ているアニメーションに使用されている技法に触れ、
その技法を使用して自分が描いたものが動いたときの生徒さんの感動が印象的でした。
2つの授業を通して、
リアルに描くことだけではなく特徴をどう表現するかを掘り下げたり、
動きを掘り下げたりといった、よりキャラクター「らしさ」を考えて伝えるということを学んでもらいました。
作品が出来上がるにつれ、たくさんみなさんのキラキラした笑顔が見られたことがうれしいです。
模擬授業に参加して下さった高校生のみなさん、本当にありがとうございました!