- 2013年6月26日
- 日常風景
歴史遺産学演習Ⅰ Bクラス~授業4回目~
6月6日
午前は古文書を開く作業。
傷みの大きな古文書が多く、難易度の高い作業です。
まずは竹べらで大まかに開き、さらにレーヨン紙の上に、水で湿らせつつ刷毛で丁寧に皺や折り目を伸ばします。
バラバラになった断片なども元の位置に並べて仮固定します。
きれいに伸ばしておかないと、この後の作業に影響するのです。
紙料を作ります。(楮紙を細かく裁断します)
裁断した楮紙をミキサーにかけて繊維をバラバラにします。
サクションテーブルの上に本紙をセットします。
古文書の欠失した部分に繊維を流し込み、下へ吸引することで紙を形成させます。
こうした作業を来週も行う予定です。