- 2017年5月17日
- 日常風景
【授業紹介】絵本制作〜おべんとう絵本〜
新学期から早1ヶ月半が過ぎましたね!
情報デザイン学科の授業も実制作が多くなってきました。
今回は絵本作家である長谷川集平 先生ご担当の 【絵本制作】で制作した、
「おべんとう絵本」についてご紹介したいと思います。
こちらの授業では、年度末にそれぞれが一から作った絵本の成果展を行います。
展示に向けて、まずは第一弾ワークショップとして「おべんとう絵本」を制作しました。
授業を覗いてみると、みなさん黒い丸を様々な配置で描いています。
そうです。おべんとう絵本というのは日の丸弁当からきているんです!
おべんとう絵本の作り方は黒いマジックで大小様々な黒い丸を描くのみ。
今度は自分が描いた見開きをクラスのみんなと交換します。
トランプをしているのではありません。
交換しては繰り、さらに何も描かれていない真っ白の見開きも間に混ぜ込みます。
(※見開き=書物や雑誌で、開いたとき向かい合う左右二ページのこと。)
先生からストップの合図が出ると、これで見開きの順番は完成です。もう順番を代えてはいけません。
そこに描かれた見開きの絵や流れをよく見て、オリジナルの物語を考えます。
おべんとう絵本では偶然出来た順番から物語を想像して創ります。
最初から最後までじっくり物語を考え、制作することも出来ますが、
長谷川先生は物作りには偶然の要素がとても大切だとおっしゃっていました。
はじめての絵本制作を終え、みなさん自分が作りたい絵本の構想が少し変化したのではないでしょうか?
年度末の絵本展ではどんな絵本が見られるのか、今から楽しみです!
スタッフ かつ
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