アートプロデュースコース

ASPer 2017 第三回「展覧会の裏側ってどうなってるの?」レポート

7月16日(日)、高校生アート・サポーター・プロジェクト「ASPer」の最終回が開催されました。今回のテーマは『展覧会の裏側ってどうなってるの?』

今回は、メディアの記者となって、展覧会の取材を行います。アートプロデュース学科運営のギャラリー「ARTZONE」にて、展覧会がどのように運営されているか、記者として調べ理解を深めるワークショップが行われました。

 

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はじめは林田 新先生によるレクチャーを受講。林田先生はARTZONEでの展覧会の企画・運営を通じ、学生を指導しています。

レクチャーを通し、展覧会の準備についての紹介や、展覧会を運営するさまざまな思いについて教わりました。作品を置く場所や並べ方、照明の向きなど全てに、展示者の意図と狙いがあるんです!

 

次に、ARTZONEの展覧会『京都造形芸術大学総合造形ウルトラゼミ展「愛とテロリズム」』を取材。高校も出身も違う高校生同士がペアとなり、取材を行います。それぞれが気になる点、質問してみたい点を考えながら見学しました。

 

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林田先生から取材のヒント・・・

  • 1. 作品を見るだけでなく、それがどのように展示されているかに注目する
  • 2. 案内文や作品リストも重要な情報源

 

 

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この展覧会は、京都造形芸術大学 美術工芸学科 総合造形コースの学生が制作した作品を、アートプロデュース学科の学生がみて、考え、展示の空間を作り上げました。

高校生は、それぞれの展示にどのような意図があったのか、準備にどのような努力があったのか考えながら展覧会を見学しました。

 

最後に、記者会見!この展覧会を作り上げた山本晋也くん(2年生・マネージャー)、江南実菜恵さん(2年生、広報担当)に質問しました。

 

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先生たちが驚くようなかなり鋭い質問も!

山本くん、江南さんも質問者に負けじと一つ一つの質問に丁寧に答えてくれました。

 

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参加してくれた高校生のみなさんは、展覧会の裏側をたくさん知ることができたのではないでしょうか?

記者会見の後、参加の証として「A」「S」「P」バッチを贈呈!これでみなさんもASPerの仲間入り。アートと人、アートと社会をつなぐことのおもしろさに気づいていただけたなら嬉しいです!!

 

最後はお菓子パーティーで打ち上げ!

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★参加者の感想より一部を紹介します★

・自分の言葉で”伝える”ことの難しさを知りました。人の意見を聞くことで、自分の知らなかったことや、見れていなかったところに気づき、勉強になりました。

・質問を前提とした作品の鑑賞は、普段と違ったおもしろさがありました。

・企画や運営をやっている人は、想像よりも多くのことを考えているんだと感じました。

 

 

今週末は、入試前の最後のオープンキャンパス。

■ 7月22(土)、23日(日):入試対策オープンキャンパス

 

高校3年生は、進路決定にむけて、入試対策にむけてとことん知れる、最後のチャンスです!もちろん「これから進路を考えたい」という方も、個別にお話いただけます。

高校12年生も、進路選択の参考にぜひぜひお越しください!

詳細はこちら → 入試対策オープンキャンパス 2017

 

 

 

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