- 2017年10月9日
- 日常風景
基礎美術コース授業ふりかえり
基礎美術コース1回生前期の能楽実習の様子を鈴木日奈惠さんが報告してくれました
お能はいままで触れたことがなかったので抵抗感がありました。ただ眠くなるだけじゃんとも思ってました。でも、やっていくうちに普段の生活から姿勢を意識したり、謡の練習のために夜の鴨川で友達とスゥワァと叫んだり!(「すは」は現代でこらー!という意味)大阪の山本能楽堂の虫干しのお手伝い、そして実際の能舞台で稽古というとても貴重な体験もさせていただきました。室町時代から続く芸能である能を、現代の私たちが実際に行うことが出来ることに感動しました。このような授業が大学のコースで実習できるのが京都にある造形大の素晴らしい点だと思います。他にも書、お茶、茶杓、などなど日本文化を身体でじっくり習得できる基礎美術コースに入ってよかったとひしひしと実感しています。