- 2018年2月13日
- 日常風景
【卒業展】2017年度 学長賞 受賞者コメント
卒業展4日目となりました本日は、見事学長賞を受賞した、藤井桜子さんのコメントをご紹介します!
【学長賞】
藤井 桜子|イラストレーションコース|D領域
のこす | インスタレーション | 展示場所_智勇館1Fエントランス
学長賞を受賞して、すごく驚いています。まさか自分が受賞できるとは思っていませんでした。絵を描くことが幼い頃からずっと好きだったので、存分に描け、自分の作品と言い切れるものが、集大成として、賞として受け入れられたことがとても嬉しいです。巨大な画面に描くことに不安はあったけれど、制作はとても楽しかったです。いつも描いている通りの力の抜け方で画面に向き合えるようになるまでが何より大変でしたが、本番ではのびのび描くことが出来ました。作品で人を圧倒させる要素は色々あり、サイズ感、スケール感がその一つとしてあると思います。今までずっと、ノートやコピー紙などの自分より小さな画面に短時間で沢山描く練習を繰り返してきましたが、今回は絵で大きなエネルギーを作りたい、絵で一つのパワーのある空間が作りたいという気持ちから、スケールを大きく持って制作に挑みました。見る人も、描く側と同じように体全体を使って、観たり、足を運ぶ、そういう行為で絵を体感することが出来る、絵の中に入る力があるんじゃないかと考え、それが実現できるエントランスの壁を選びました。絵を見て、すごいなとか、いいなとか、そういう気持ちって、単純なことだけど普段生活しているなかで通れない気持ちだと思うんです。難しいことは伝わらなくていいので、あの空間に立つことで絵が人に伝えられる気持ちのよさを感じてもらえたら嬉しいです。
(藤井 桜子)
4年間大学に通い思ったことは、頭で色々と考えて手が止まることもあったけれど、
とにかく手を動かし続けることが大事。それは単純だけど難しいことでしたと藤井さんは話していました。
そんな手を動かし描き続けた藤井さんの大迫力な作品を体感しに、
ぜひ智勇館まで足を運んでいただければと思います。
藤井さん、おめでとうございます!
【智勇館】地図はこちら→★
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京都造形芸術大学 卒業展/大学院 修了展
日程:2/10(土) – 2/18(日)
時間:10:00~18:00
https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2017/
2/17(土)18(日) 同時開催!オープンキャンパス
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/sotsuten/
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スタッフ:かつ
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