- 2013年6月27日
- 日常風景
映画I A/B 合同授業 栢野直樹先生 特別講義
3回生映画ゼミの授業にて、特別講師として栢野(かやの)直樹先生をお迎えしました。
先生は『Shall we ダンス?』や『火々』『宇宙兄弟』等、様々な映画で撮影監督(カメラマン)を
つとめられています。
映画ゼミの授業では、学生たちが1本の作品を1年かけて企画、撮影、編集まで行います。
先生は、ご自身が映画に目覚めたきっかけから、フィルムからデジタルへ変わりつつある現在の撮影現場の状況まで
様々なお話しをされていました。
学生からも「カメラマンは脚本のどこに注目して読むのか」「光の捉え方やカメラの特性について」等、
これからの撮影に向けて実践的な質問をぶつけていました。
撮影監督として、先生から学生たちへ
「映画を観て、例えば『光がいい』と思ったら次はその『光』に注目して何度も映画を観る。
できれば映画館で何度も観てほしい。
DVD等ではストーリーを追うことはできても、やはり映像の繊細な部分までは再現できないから」
学生たちのゼミ作品がどんな仕上がりになるか、これからが楽しみです。