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歴史遺産コース 安藤 清子

 卒業研究のテーマとして真っ先に浮かんだのは、ある番組で見た鎌倉の永福寺だった。折しも大河ドラマが「鎌倉殿の13人」だったこともあり「源頼朝と永福寺」と決めた。永福寺は現存しないが、頼朝が愛した幻の寺院としてその存在は長く伝えられている。
 頼朝はなぜ永福寺を建立したのだろうか。頼朝自身が書き残した史料はなく、その答えは『吾妻鏡』、様々な文献、発掘調査の結果などから推しはかることしかできない。頼朝と永福寺のつながりは知ることができたが、頼朝の心の奥底まではわからないことが多いままである。
 テーマに対する推察は、時には興味をかき立てる楽しいものであり、時には泣きたいくらい難解なものであった。今は、1年間永福寺を通じて歴史と向き合う機会を得たことはとてもありがたい経験だったと思っている。


神奈川県

源頼朝と永福寺

安藤 清子

歴史遺産コース

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