(大学院)写真・映像領域 嶋岡 恭司
『檸檬の肖像』
デジタル/インクジェットプリント
重い病から回復したパートナーが「私の写真を撮って欲しい」と言い出した。
写真の中でもう一人の自分を演じたいと言うのだ。 彼女は自分のことをレモンだと言う。 レモンは可愛いい形をしているが、いつも添え物扱いされ、 決して主役にはなれないからである。 レモンの希望を叶えようと、いろいろなシチュエーションで撮影が始まった。
愛する人を撮ることはただ記録することではない。
写真を撮ることは「死が生を支えていることに 気づかされる時間」(ジャック・デリダ)なのである。
嶋岡 恭司
(大学院)写真・映像領域
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