芸術学コース 近藤 千明
「STEM (ステム)教育」とは科学(Science)技術(Technology)工学(Engineering)数学(Mathematics)の頭文字を取ったものである。そこに芸術(Art)が加えられたものが「STEAM(スティーム) 教育」である。加えられた「A=Art」の意義について芸術学を学ぶ立場から考察し意義について論じる。Z世代にとって小学校の教科のうち、将来役に立たない教科は何かというアンケート結果として1位が「音楽」、次いで「図画工作」4位は「美術」ということである。「カリキュラムオーバーロード(教育課程の過積載)」から、「音楽」や「美術」を鑑賞する時間の確保が厳しいという現実があり、「鑑賞」の新たな取り組み方について「音楽」と「美術」を切り離して鑑賞するのではなく融合することで解決できることを提案する。「素地」を鍛える貴重な機会として、心で感じる感性の教育こそが加えられた「A」が担う役割であると考える。その意義を考えることなく、時間の都合で「音楽」や「美術」が軽んじられるといったことが無責任に行われないよう、芸術学を学ぶ立場から発信することが大切な役割であると考える。
京都府
「STEM 教育」から「STEAM 教育」へ ―加えられた A=Art の意義の考察―
近藤 千明
芸術学コース
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