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芸術学コース 栗原 千春

映画は単なる娯楽ではなく、社会や文化を映し出す鏡です。ペドロ・アルモドバル監督の作品群は、特に母性や女性性の描写において独自の視点を持ち、従来の価値観を超えた新たな家族像や女性像を提示しています。本研究では、『オール・アバウト・マイ・マザー』と『ボルベール<帰郷>』に着目し、色彩表現やキャラクター描写を通じて母性がどのように再解釈されているのかを考察しました。母性を血縁に縛られたものではなく、支え合いや共感によって形作られるものとして描くアルモドバル作品のメッセージは、現代社会においても重要な意味を持ちます。映画を通じて多様な価値観を問い直し、母性や女性性の新たな可能性を見出すきっかけになればと願っています。


神奈川県

ペドロ・アルモドバル監督作品における母性と女性表象についての考察

栗原 千春

芸術学コース

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