アートライティングコース 大髙 寛美
自身はアパレル業界でパタンナー(服の元となる型紙を作る業務)を長年経験してきました。服が好きでこの業界に入り、服が社会や人に与えるパワーや価値について、時代や国、社会状況から示したいと考えました。
作品の前半では、明治10年(1887年)に日本に入った服の起源から始まり、戦後(1945年)に、その機能性が認められ一般庶民に広がったという服の経過を示しました。その後、日本に入った洋服文化はやがてファッションとして定着し、ファッションが人々の生活や思考までもアップデートした華々しい時代を迎えます。日本独自のファッション「黒の衝撃」が世界を震撼させ、認知度は一気に上がりました。バブル崩壊後の日本のファッションは衰退期を迎え、その後ファストファッションの台頭により、服は使い捨ての時代に入っていきます。コロナ以降、現在アパレル業界は過去にない大打撃を受けています。それはアパレル業界がもたらした、大量に作った服の廃棄が地球環境に多大なダメージを与えたことによります。後半はこれからのファッションの展望と、SDGsの取り組みとファッションがもたらすエンパワーについて記しました。
大阪府
ファッションが求めたもの。これからの服について
大髙 寛美
アートライティングコース
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