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いのちのうた — SONG OF LIFE —

荒波の中を生きる君たちへ 大地からのフォトメッセージカード

食文化デザインコース 大嶋映子

作品:ポストカード(全35点)
寸法:W 100 mm × H 148 mm(ハガキ判)
素材:自家菜園で育った30種の野菜、果実、米
仕様:光沢紙、レーザープリント

いのちのうた — SONG OF LIFE —
荒波の中を生きる君たちへ 大地からのフォトメッセージカード

自家製野菜&写真&言霊が紡ぐ 
離れて暮らす家族が自然とつながる、持続可能な新しいコミュニケーションのかたち


プロローグ

「つながっているはずなのに、孤独」
2020年以降、都会で暮らす娘たちがふと口にしたこの言葉が、制作の出発点です。社会全体が閉塞感に包まれる中、離れて暮らす家族にどうすれば“心の栄養”を届けられるのか。毎日、食と向き合う者として、そして母として、その問いに向き合いました。

「いのちの物語」を表現
田舎で暮らす私は、一年をかけて田畑で小さないのちと向き合い続けました。野菜をありのままに捉えた写真は、食材を超えた生命力に満ちています。その息づかいに祈りのような言葉を添え、デジタル時代だからこそ手に取れる「カード」という形にしました。指先に触れる質感は、離れていてもいつもそばにいるという安心感を届けます。

大地から私へ そして社会へ
個人の記録から始まったこのプロジェクトは、制作の過程で「今の時代を生きるすべての人」へ届ける作品へと変化しました。音楽との調和や展示のあり方を試行錯誤し、たどり着いた答えは、家族の物語を未来へと紡ぎ直し、誰かの孤独にそっと寄り添う、私なりの社会との関わり方です。

日常にそっと寄り添う光を
このカードが、ひとり暮らしの朝や、疲れて帰った夜の食卓に、小さなあたたかさを添えるものでありますように。故郷の匂いや家族の気配をふと思い出し、あなたが「自分はひとりではない」と感じてくれたなら。そこからまた、明日へ向かう「新しい光」が、そっと育まれることを願っています。

【心にも栄養を】大地の循環を、人々の心を満たす栄養素として届ける試み。

【体験のデザイン】野菜便にカードを添えて。SNSでは埋まらない孤独を、手触りのある温もりで癒す。

【いのちの物語】30種以上の野菜と向き合い、対話から生まれたメッセージを可視化。

【いのちの色】自然の美をマクロ撮影。生命の息づかいをありのままに。

【いのちを癒す】離れて暮らす家族にとって、それは「ひとりではない」と思える心の支え。

【いのちを見守る】カードは孤独や不安を解消する「お守り」となり、写真と言葉の温もりを通じて、離れていても家族の絆を肌で感じる安心感を。

【いのちの力】自然の力が、現代を生きる私たちの心に深い栄養を届けてくれる。

【いのちの輝き】自然の力に祈りを込めて、暮らしに寄り添う小さな一枚。

【いのちのうた】 今の自分にできること。それは、日常のなかの小さな美を見つめ、誰かの孤独を癒す“いのちのうた”を紡ぐこと。 この一枚が、明日へ向かう「新しい光」となることを願って。

【いのちのうたを社会へ】個人の記録を社会へ向け紡ぎ直し、音楽や展示を交えた新たな食体験を通して、大地が教えてくれた“いのちのうた”を次世代へ循環させる。

大嶋映子

食文化デザインコース

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