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シューベルトの『冬の旅』再創造

ハンス・ツェンダーの「創造的編曲」をめぐって

芸術学コース 粟野光一

2010年代以降、シューベルトの連作歌曲集『冬の旅』が様々な形態に編曲されている。その先駆的存在であるハンス・ツェンダーによる室内管弦楽版を分析することで、シューベルトの音楽の何が、現代の作曲家を再創造へと駆り立てるかを論じた。こうした手法では、現代作曲家のコンセプトや方法論に関心が向かいがちだが、ツェンダーの20世紀前衛音楽的手法の向こう側に、シューベルトの音楽が持つ根源的な特質を明らかにすることを主眼としている。

粟野光一

芸術学コース

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芸術、特に音楽は常に私の身近にあるものでしたが、天才たちがかたちにした創造物は、ただ仰ぎ見るだけの遠い存在でもありました。愛する芸術作品に、せめて少しだけでも近づけるよう、そして、第二の人生を豊かにできるようにと、体系的に芸術を学び始めました。これからも学び、追い求め続けていきます。

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