本日の京都芸術劇場は…

12月 10日, 2011年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて
越境する伝統―韓国舞踊の場所から金梅子(キム・メジャ)の仕事
がございます。

開演は14時(開場13時30分)、受付開始は開演1時間前からです。
上演時間は1時間40分ほどを予定しております。
また、終演後にはアフタートークが行なわれます(約30分程)。

当日券もご用意しております。

皆様のご来場お待ちしております。

舞台芸術研究センター

贅沢な韓国舞踊ワークショップ!

12月 09日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

制作助手のツカモトです。
街にはクリスマスのイルミネーションが増えてきましたね!
キラキラした光を見るとほっとします。

さて、そんなキラキラしている京都に舞い降りたのが
「金梅子の仕事」の公演のために来日した韓国舞踊ご一行様!

そして、公演にさきがけて当大学の舞台芸術学科の学生を対象とした
ワークショップが行われました!!

二日間にわったて行われる今回のWS、
一日目はキム・ソンミ先生から韓国舞踊の基本を学びました!

最初に練習するのは呼吸の仕方。
三段階に分けて<吸って吐く>を繰り返し練習しました。
私も記録撮影をしながらおもわず一緒に呼吸の練習をしていました!

天は父、地を母とし、そのパワーを抱え込むように
すべておへそを中心に円を描くように動くんだそう。


↑奥に写っている紫色の洋服の方がキム・ソンミ先生


そして金梅子先生も自らも音をとり、ご指導くださいました!

朝5時に起床され韓国から到着されたばかりにもかかわらず、
夜の8時半までみっちり2時間ご指導くださいました!

二日目のWSは生演奏と、公演に出演する舞踊家の方々とともに、即興。
チェ・ジヨン先生のご指導のもと、踊りました!


学生たちの楽しそうな顔は本当に印象的でした。

公演と韓国舞踊についてもっといろいろ聞くことができる
シンポジウムも楽しみになってきました!

皆様、公演は今週10日(土)シンポジウム11日(日)です!!
必ずパワーをもらえる公演だと思います。
お見逃しなく!

ツカモト

東京の屋根の下…

12月 08日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

今日も寒いですね~カイロと生姜の手放せないツチヤです。
劇場は、金梅子さん御一行が到着され賑やかになりました。
色んなところにハングル語が…
そんな中、東京・日比谷の松尾ホールでは本日よりエッセイ・ミュージカル『江分利満氏の優雅な生活 ―昭和の日本人―』が、ひと足お先に幕をあけます!
東京公演の模様は、我等が「井出パパ」こと、井出さんがまたこのブログでレポートしてくれますのでお楽しみに~

山口瞳・柳原良平展の準備も着々と進んでおります。
山口瞳さん、柳原良平さんの貴重な品々が顔を揃え、皆様をお待ちしております。

皆様、そういえば劇中でジェームス小野田さんがお歌いになる曲をご存知でしょうか。

「東京の屋根の下」「すみれの花咲く頃」「スーダラ節」「青春」「海ゆかば」「ヴアイヤ・コンデオス・マイ・ダーリン」「チェンジング・パートナー」「テネシー・ワルツ」「有楽町で会いましょう」「はてしない世界」「上を向いて歩こう」

どれも昭和の名曲!
アナタのお好きな一曲はありましたか??

ぜひ、春秋座で昭和なひとときを一緒に過ごしましょう~

<おまけ>

こちらはKBS京都さんの取材の際に、祗園サンボアで撮影させていただいたもの…

ツチヤ

チラシ完成!そして出場校決定!!

12月 07日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
自分の部屋にあふれる本のタワーをいい加減整理したいと思い、数ヶ月が経っています。
そんなダラダラとしていたらもう師走…\(゜ロ\)三(/ロ゜)/あたふた

さてさて、
先月の27日に滋賀県で高校演劇コンクール近畿大会が開催され、
1月22日開催の「演じる高校生」出場校が決定しました!!
それに併せて公演チラシも完成しました\(^o^)/

ピンクでインパクトがあるこのチラシは、高校生達の元気あふれる感が現れていると思います。
このかわいいチラシをデザインしてくれたのは、センターの若きデザイナー西村萌さんです!(以前、京都芸術劇場のブログにも登場しております(*^□^*))チラシに裏面に彼女の名前が入っていますので、今後ご注目してみてください。

このチラシはいろんな施設に配布しております。目立つと思いますので、ぜひお手にとってご覧くださいませ~♪

皆様、お待たせいたしました!
今年の「演じる高校生」の出場を手にした高校は…

大阪の大谷高等学校と奈良の法隆寺国際高等学校です!!!!

コンクールに足を運んだ大嶋さんは「とても面白かった!もっとたくさんの人に見て欲しい!!」と大絶賛しておりました!

「高校演劇なんて…」と思われがちですが、想像をはるかに超える面白さに、今までの概念が覆ります。
是非とも、高校生たちの熱演にご期待下さい!

公演チケットは絶賛発売中です!!!
詳しくはこちらをご覧下さい。

上田

いよいよ本日発売開始!!

12月 06日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

師走に入り、忙しさも増す今日この頃…
寒さも増しておりますので皆様、風邪など充分注意してくださいませ。
わたくしツチヤは、大好きな生姜を生姜紅茶、生姜焼き、ジンジャーエールなどなどで摂取して日々ぽかぽかとしております。

さあさあ、今年も恒例の

2012年2月18日(土)
春秋座―能と狂言―


の開催が決まり、本日より10時より一般発売が始まります!

今年の演目は、
ご好評いただいております、渡邊先生&松岡先生によるプレトーク
能は『葵上』
狂言は『末広かり』

となっております。
どちらも、大曲!
その2演目を、歌舞伎劇場の春秋座でご覧頂けます。
能楽堂では見ることの出来ない新しい発見があるやもしれません。

毎年人気のこの企画、チケットのご予約はお早めにお願いいたします~

ツチヤ

『フェードル』と日本の伝統芸能の共通点とはなんでしょう?

12月 02日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

ついに今年も残り一ヶ月となりましたね。
皆さま冬休みに向けての計画は進んでらっしゃいますか?
この休みこそは大掃除を!ともくろんでいる制作助手のツカモトです。

さて、年の瀬にふさわしい豪華な実演を見られる
12/13(火)の
公開レクチャー後期第2回【《語り》の普遍性について―フランス古典主義悲劇の場合】
が近づいてまいりました。

今回主に取り上げるのはフランス人劇作家ジャン・ラシーヌの『フェードル』です。

この話”継母の継子への恋”というギリシャ神話がモチーフになっています。
歌舞伎の『摂州合邦辻』と同じですね。

講師の渡邊先生はフランス演劇、日本の伝統芸能両方に精通されているので、その比較論なども聞けるのではないかとツカモト個人的に期待しております。
(*必ずこの事に関してお話されるとはかぎりませんのでご了承ください)

実演では後藤加代さんがフェードルを、渡邊先生がいろいろな登場人物(女形を含む!?)を演じます!!!
そしてフランス語での朗読も予定しております。

ちなみに後藤さんはこの『フェードル』を本場フランスの、しかもパリ国立シャイヨー宮劇場で公演されています!!

写真は1999年に日本でおこなわれた公演↓

                                                                 (写真)太田威重

そして今回はいくつかのキーポイントになる用語をわかりやすく説明したレジュメをご用意する予定!

いつもとは一味違った公開レクチャーは無料ですがご予約をお願いいたします。
お申し込みは電話[075-791-9437]、ファックス[075-791-9438]、またはお申込みフォームより。

たくさんのお越しをお待ちしています!

ツカモト

エッセイ・ミュージカル『江分利満氏の優雅な生活』

12月 01日, 2011年
カテゴリー : プロデューサー目線 

 プロデュースと言う仕事は、元来何もないところから企画を立て、予算立てをし、キャスト、スタッフを決めて公演を実現することです。私もミュージカル『君よ知るや南の国』『私はオンディ-ヌ』『ハムレット』『原宿物語』『イダマンテ』『ブルーストッキング・レディース』などでは、文字通り全てをプロデュースしてきました。春秋座の場合は予算的にも、本数的にも全部が全部オリジナルというわけには行きません。どうしても、全体のバランスを考え、大学の中に建てられた劇場の企画としてふさわしい、バラエティに富んだ作品を買うことが多くなります。いいものを選ぶ目とセンスが問われるわけですね。作品を選ぶ際、実際に見て決めることもあれば、演目やスタッフ、キャストを見ただけで決めることもあります。後者の場合には、それ相当の経験が必要です。ある意味では競馬の勝ち馬を当てる能力と通じるところがあります。記憶力とデータ収集力、そして勘です。

 12月17日(土)に春秋座で上演されるエッセイ・ミュージカル『江分利満氏の優雅な生活』は、正に見ないで決めた作品なのです。
原作者の山口瞳さんは、私が最も好きな作家で、ほとんどの作品を読んでいます。この人の文章は判りやすく、リズム感があり、描写力に優れています。反骨精神が溢れる力強さの中に、笑いとペーソスが存在しています。直木賞作家、山口瞳さんは、昭和という時代が生んだ代表的な作家と言って間違いないでしょう。

 この原作をミュージカル化しようとしたインターナショナルカルチャーの松野正義社長と故人の草刈清子さんとは何本もの仕事をいっしょにしてきました。音楽の甲斐正人さんとは彼が芸大時代からのお付き合いで、私はその才能を早くから認めていました。期待通り、今や大御所となっている方です。そして演出の竹邑類さん、私が日劇で制作をしていた頃から、すでに斬新な振付で活躍されていた大ベテランです。それに、山口瞳さんのご子息である山口正介さんが監修してくださっています。しかも、いろいろなミュージカルで実力を発揮しているジェームズ小野田さんが主演ときたら、間違いなく買いでしょう。

 山口瞳さんのエッセイ(小説)がミュージカルになるということに関しては、私も想定外でした。しかし、山口瞳さん自身がこのミュージカル作品を気に入っていたという事実が、何よりも心強いデータです。「テネシーワルツ」「スーダラ節」「東京の屋根の下」「海ゆかば」など昭和の懐かしい歌を散りばめたエッセイ・ミュージカル『江分利満氏の優雅な生活』は私自身が一番わくわくしている作品なのかも知れません。

 今回は、山口瞳さんの作品の挿絵や本の表紙を担当されていた、トリスおじさんでお馴染みの柳原良平さんが、わざわざチラシのイラストを描いてくださいました。この方のイラストを見て、「昭和という時代は、夢と希望に満ち溢れていたなあ」と郷愁を感じるのは私だけでしょうか?

橘市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)

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