舞台裏からコンニチハ!vol.38
こんにちは!
秋の夜風に漂うキンモクセイの香りに、少しほろ酔いしている、劇場管理のくらはしです。
さて、昨日の公演はKYOTO EXPERIMENT・笠井叡新作『血は特別のジュースだ。』でした。
ダンサーさんの体の線や息遣いに引き込まれました。皆さんの肉体美はまぶしくて、皆さんの前を歩くのがちょっとはばかられました。
作品はシーンが様々に変わって、70分で見ごたえたっぷりでした。そして最後の最後はびっくりする仕掛けに、笑いと拍手喝采で、お客様のピカピカの笑顔をお見送りいたしました。私もゲネプロを見せていただいた時に、思わず声が出てしまいました!
その笑顔のタネが準備されている様子をパシャリ☆
皆さん、何を準備されているかわかりますか~??
よく見たら・・・、
ふふふ、これがラストの鍵を握るんですが、とてつもないんですね・・・これが。
そして、こうしてみると何かの取引で大金を準備している一味に見えます。
このお札のようなものがですね、色合いとかがすごくきれいで、たまたま拾ったものを後で返そうと一旦自分のデスクへ置いておいて、何かで席をはずして戻ってきた時に、「はっ!!」っとして、がっかりするくらいにきれいな出来でした。細部にこだわりがあるんですよ!これが!!
っと、何故人は、お金の事になるとこうも盛り上がってしまうのでしょうか・・・。
はてさて、KYOTO EXPERIMENT京都国際舞台芸術祭は今週末16日までです。
春秋座の次なる公演はその1作品の創生座番外公演『伝統芸能バリアブル』です!
こちらもどんな公演になるのでしょう、皆様どうぞお楽しみに~☆
くらはし