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PWSよりCONSERV’ SESSIONのお知らせ

2017年5月29日

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 文明哲学研究所連携機関の京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院(PWS)よりCONSERV’ SESSIONのお知らせです。上映会の後、トークセッションを行います。申込不要、どなたでもご参加いただけます。

 

*詳細は、こちらをご覧ください。

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墨汁一滴: 所長就任のご挨拶

2016年10月10日

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 このたび尾池和夫学長の招請があり、京都造形芸術大学文明哲学研究所の所長を10月1日からお引き受けました。微力を尽くす所存です。なにとぞよろしくお願いします。

 本学の建学理念は『藝術立国』です。それを通じて「核」廃絶と世界平和をめざす教育をおこなっています。創設者である德山詳直初代理事長の強い思いを受けて、文明哲学研究所は2012年10月27日に設立されました。ちなみにこの日は、初代理事長が敬愛する吉田松陰(1830-1859)の命日です。松陰は私塾をおこし、明治という時代を切り開く人材を陶冶しました。文明と呼ばれる人類の発展には明るい側面もあれば暗い側面もあります。その文明がもつ背反する両面を止揚する哲学を創成する。それが本研究所の使命だといえるでしょう。

  略称「文哲研」は、連携校である東北芸術工科大学との共同研究機関として設立されました。2015年9月1日に、京都造形芸術大学単独の附置研究所として再出発しています。設立からわずか4年たらず、初代所長の井原甲二さん、所長代行の尾池和夫学長をはさんで、わたくしが第2代の所長ということになります。これまで、平和文明会議(専門家による研究会議)や、市民講座開講、藝術平和学の確立などの活動をおこなってきました。

  まこと小さな研究所ですが、託された思いは大きいものがあります。建学の理念と文哲研の使命をわたくしなりに翻案すると、要は、「反核・反原発」と「人道主義(ヒューマニズム)」の旗を掲げて、学問と芸術を交差させることで、自由・平等・博愛といった人類が共有する理念を実体化することだと思いました。またそうした理念のもと、この世界の森羅万象に優しいまなざしを向けられる若者を育てます。

 京都造形芸術大学のロゴは墨汁の一滴だそうです。正岡子規(1865-1902)に『墨汁一滴』という随筆集(岩波書店)があります。学長の尾池先生も俳人として知られた方ですが、私事ながらわたくしの郷里は愛媛の松山で子規と同じです。脊椎カリエスを病んだ末期の目で、「黒きまでに紫深き葡萄かな」と子規は詠みました。物事を深く見つめれば、一粒の葡萄にも世界の真実があるでしょう。一粒の葡萄、一粒の麦、一滴の墨汁、そうした小さなものに目配りすることから、日々一歩ずつ、仲間とともに前へ進みたいと思います。なにとぞ、よろしく一臂のお力添えをお願いします。

 

 2016年(平成28年)10月10日

 所長、松沢哲郎 (http://www.matsuzawa.kyoto

 

 

新所長 就任のお知らせ

2016年10月1日

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10月1日より、新所長として、京都大学高等研究院 特別教授の松沢哲郎先生をお迎えしました。

新所長を迎え、新たな試み、企画等を展開して行く予定です。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

松沢哲郎先生のご紹介 http://matsuzawa.kyoto/

【お知らせ】当研究所組織変更について

2015年9月1日

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ご閲覧いただいている皆さまへ

いつも当研究所のホームページをご閲覧いただき、たくさんの貴重なご意見をお寄せいただき誠にありがとうございます。

さて、このたび京都造形芸術大学並びに東北芸術工科大学の共同研究機関・文明哲学研究所は、皆さまからの厚いご期待にお応えするために2015年9月1日付をもちまして、京都造形芸術大学附置研究所として統合致すことになりましたのでご案内申し上げます。今後も相変わりませずご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 文明哲学研究所 所長 井原 甲二

文明哲学研究所Webサイトを公開しました。

2013年5月24日

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これから当サイト上で文明哲学研究所の活動や告知をお知らせして参ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

文明哲学研究所

2015年度以前