2013年8月
2013年8月31日 授業風景
現在、大学は夏休み真っ最中ですが、夏休み期間中だけの数日間、
特別におこなわれる夏季集中講義の真っ最中でもあります!
この授業では毎回異なる、デザインの現場で働いておられる方をお呼びし
4日間集中して授業をおこないます。
そんな特別な授業の数日間のうち、1日をご紹介します!
本日は SAKAKI LAB でパッケージ、カタログ、ホームページなど幅広く手がけておられる
サカキ テツロオさんによる授業がおこなわれました。
まず、午前中は2人1組になり
ペアになった相手を取材し、その相手が使用する名刺のデザインを考えます。
ここで2人1組になりペアをつくったことで
自然に、デザインを依頼し客様となる「クライアント」と
クライアントの考えを読み取ってデザインする「デザイナー」という2つの立場が生まれたわけですね!
その後は、実在し代々続いているお煎餅屋さんのパッケージデザインを制作!
単なるパッケージデザインではなく
ここでも「クライアント」と「デザイナー」という関係の中であることを忘れずに
代々販売されているお煎餅の味や良さを変えることなく、さらに良い商品となるように
それぞれパッケージがデザインされていきました。
今回の授業では、ただ単にデザインするということではなく
学生にとって、社会にでてデザインを仕事とするときに必ず生まれる
「クライアント」と「デザイナー」という2つ立場になって考える難しさについて
触れるきっかけになりました。
情報デザインⅡは明日が最後の授業となりますが
いつもの夏休みよりも、スパイスのきいた忘れられない夏休みになったのではないでしょうか!
スタッフ:ハシジ
2013年8月9日 ニュース
2013年8月8日 イベント
情報デザイン学科ブログ内でも参加者を募集しました
「伏見稲荷まちあるきツアー」の結果報告が届きました!
各コース、それぞれ特徴のあるツアーとなり
参加された方々の反応も百人十色となった、
ツアーでの結果報告を、各コースから掲載します!!
【コース1 Let`s try 鳥居】
このツアーは、伏見稲荷大社のことをあまり知らない方や外国の方を対象としたツアーで伏見稲荷大社を巡り、歴史や神社のマナーをジェスチャーや絵を交えてわかりやすく伝えました。
参加者の方々は現地でしか知ることのできない歴史や情報を、興味深そうに聞いてくださり「体験してみてください」と申し上げたことは、真面目に取り組んでくださりました。
参加者のテンションがいちばん高かったのは千本鳥居を通ったときだったと思います。
大学の中では収まらない実践型授業だったので、実際にツアー参加料金を頂き、地域の方に協力を仰ぐなど、今まで行ってきたこととは、ひと味もふた味も違う体験をすることができました。
地域や神社の方々の想いや考えを形にするのは非常に困難でしたが、やりがいがありました!
【コース2 イナリデナイトツアー】
稲荷山は古くから信仰の対象とされたお山です。イナリデナイトは、厳かさが増す夜に、山の神聖な空気や美しい夜景を楽しんで頂こうと企画しました。
ツアーでは、千本鳥居のある参道を登り、山頂では神様が静まるお塚、
展望が素晴らしい荒神峯をまわり、老舗茶屋のにしむら亭でお食事をしました。
お客様からは、お塚での神聖な体験や、美味しい食事に評価が集まりました。
この企画は、地元の方の大変な協力を得て完成しました。
私たちは地元の方と信頼関係を築き、
責任を持ってツアー作りに取り組めたことが大きな成果だと考えています。
【コース3 おいなりギュンギュンツアー】
私たちは、伏見稲荷の食についての魅力を広めたいという思いと
いなり寿司の具材には家庭や地域によって様々な具材を使うという特徴から、
伏見稲荷の地域の味を具材として使うオリジナルのいなり寿司をつくることを考えました。
ツアーでは、いなり寿司の具材を取り扱っておられる3店舗のお店伺い、
具材へのこだわりを店主からお話しして頂き、
老舗料理屋さんの2階をお借りして、実際にオリジナルのいなり寿司を握っていただきました。
見た目もこだわった力作ができあがり、自然と鑑賞会がはじまるような和気藹々とした雰囲気となり
オリジナルのいなり寿司と、伏見稲荷にある老舗料理屋さんが作った、
いなり寿司の老舗の味を食べ比べて楽しんでいただきました。
参加者の方から「もう一度やってほしい!」とおっしゃっていただく場面もあり、
やりがいを感じるツアーとなりました。
スタッフ:ハシジ
2013年8月2日 授業風景
去る7月26日、雑誌「大学二年生」の講評がありました!
「大学二年生」は先端表現デザインコース2回生の授業で制作した架空の雑誌です。
大学二年生が大学二年生の今を切り取るというコンセプトで、取材、撮影、レイアウト、製本などなど、雑誌制作の全てを一人ひとりが手がけました。
今回は壁に展示して、一人ずつ自分の記事についてプレゼンしていきます。
壁一面に並べるとなかなか立派で、どれから読もうか迷ってしまうほど。
内容もファッション、旅行案内、ライフスタイル、個人的なこだわりを掘り下げたものなどなど、見ていて飽きません。
雑誌には付録がつきもの!なんといっても創刊号なので、ふろくも盛りだくさんです。
もちろんこれも学生の手作りです。手が込んでいますね~。
さてこの講評で授業も終了です。
雑誌1冊を作る「だけ」に思えても、実際にやってみるととても手間と労力がかかっている事を実感したことでしょう。コンビニに並んでいる沢山の雑誌も、1冊1冊、地道なプロセスを経て店頭に並び、皆の手元に届いているんですね。
このブログを読んでくださっている皆さんも、雑誌を読む時にはちらっとその事を思い出してみてください!
スタッフ:ナラダテ
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