2014年12月
2014年12月26日 ニュース
こんにちは!もう今年も残り僅かですね。
2014年最後の情Dブログでは、嬉しいニュースをご紹介します。
京都市が主催した「ゴミ減量アイデアコンテスト2014」において、
情報デザイン学科から3名が受賞しました。
このコンテストは、家庭ごみで一番多い生ごみを減らすために、
生活の中で行っている3キリ(使いキリ・食べキリ・水キリ)の
実践方法やアイデアを広く募集したものです。
詳細はこちら→☆
受賞者はこの3名です!!!おめでとう!
・ソフト部門最優秀賞 小川洋子さん(3年生)
・ハード部門最優秀賞 木村茉琴さん(1年生)
・ハード部門優秀賞 橡谷枝利香さん(3年生)
(他の受賞者も一緒に☆)
ソフト、ハードそれぞれの部門で最優秀を受賞した、
小川さんと木村さんのコメントをご紹介します。
【ソフト部門最優秀賞 小川洋子さん】
○受賞アイデア
「投稿サイトを活用した市民のレシピリレー」「LINE新アプリ いただき!となりの晩ご飯」
「”ひとり暮らしの生ゴミを減らす”野菜のおすそ分けシステム」
○コメント
エコを楽しく取り組めるものにしたい”と思い、コミュニケーションの場を生むアイデアを考えました。
今では、私自身も野菜が余っていると友人と鍋をするなど工夫をしています。
本コンテストは、生活について考えるとても良い機会になりました。
【ハード部門最優秀賞 木村茉琴さん】
○受賞アイデア
「楽しい水キリグッズの提案」
○コメント
一人暮らしで毎日自炊をしている人は少ないだろうと思いました。
なので家庭で使える子どもも大人も楽しく水切りができる実用的なものをデザインしました。
子どもたちに水切りの習慣がつけばいいなあと思います。
自分の好きな物だけを勝手気ままに作るのではなく、
「社会の問題に答えていくデザイン」を考える良い機会になったようです。
この調子で2015年も頑張りましょう!
ではでは、皆さんも良い年末をお過ごし下さい。
スタッフ:モリカワ
2014年12月25日 授業風景
3年生の授業で「大学の半径◯km圏内の問題を解決する」
という課題の発表が行われました。
これは情報デザイン学科の服部滋樹先生の授業で、
一年間をかけて3km、30km、300km圏内と徐々に範囲を広げていき
それぞれの地域が抱える問題を見つけ、デザインの力で解決する、
というものです。
先日の授業では大学から半径300km圏内の問題について
グループで調査し、その解決法をそれぞれの視点で発表しました。
「OPEN GARAGE」
このグループは外国人留学生がメンバーに
いることもあり、他国から日本にやってきた人たちが
抱える食生活の問題をテーマに、日本各地に多くある
空きガレージを活用し他国の料理を発表したり、
日本ではあまり見ない食材を販売するというイベントを
開催しました。
イベントのシンボルにもなる台車を制作し、
それに食材を載せて実際にガレージで食事を振る舞ったそうです。
その記録本には外国料理のレシピもおいしそうな写真とともに
掲載されていて、イベントの楽しそうな様子がよく伝わってきます。
「とっとこうち」
高知県民は幸福度が低い!幸せにしてあげよう!
という何とも大胆な着眼点でこちらのグループは解決法を探り、
なんとゲームのアプリを企画しました。
以下、メンバーの 中井亜耶さんが企画について
コメントしてくれました。
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私たちのグループは「高知県が幸せそうじゃない件」について
調査を行い、遠くにいても高知県を支えられるものを企画することに
至りました。そしてツールとして、ゲームアプリ「とっとこうち」
の企画を考えました。ゲームは農業ゲームで高知県特産の野菜を植える
他に山や海で木を植えたり、魚を釣ることができます。
高知県の農産業の人たちと日記などでコミュニケーションを
とることができるのが特徴でもあります。
※「とっと」は土佐弁で「もっと」の意味があります。
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全国の幸福度ランキング、県民平均所得、農産物の出荷量、
などを調査し、そこから見えてくる高知県の問題をゲームアプリ
で解決しようとしました。
その着眼点はさることながら、実際の企画プレゼンも非常にクオリティー
が高く、服部先生も「これは実際に高知県にプレゼンにいこう!」と
企画の可能性をとても期待されていました。
その他のグループの作品もどれも本当に
良く出来ていて、この一年間徐々に地域を広げながら
問題を解決するという成果が良く現れていました。
みなさんこの一年間よくがんばりました!
来年もこの調子でがんばりましょう!
副手/フジカワ
2014年12月22日 授業風景
2014年12月20日 授業風景
後期集中授業が行われました!
全4回のこの授業では、日本のテレビを中心としたメディアの歴史をふりかえりながら、
Ustreamを利用して、実際にインターネット上での生放送番組を制作しました。
ただ映像を配信するだけではなく、TwitterなどのSNSも活用した番組を作る事を通して、
今日のメディアを使ったコミュニケーションを考えます。
そう聞くと難しそうに感じますね。
ですが、70年代のテレビ番組(貴重!)や、先生ご自身が運営されている
DOMMUNEの番組を見ながら解説していただいたりと、とても刺激的で興味深い講義でした!
最終日には実際に学生がUstreamを利用して制作・放送した番組の講評を行いました。
どんな番組が制作されたのか、紹介したいと思います。
この番組は七味唐辛子をひたすら一味ずつに分けていくという内容でした。
一見地味かと思いきや、作業中の雑談が意外とゆるくておもしろかったり!
最後には思いもかけない結末が待っていました!!
この番組では、自分の思い出を語り、それを聞いている他の出演者が
想像でその場面をを描くという内容でした。
カメラを3台使って画面に変化をつけるなど、普段見ているテレビ番組にかなり近いです。
しかし話の内容はとても公共の電波には乗せられないような強烈さ。。
ネット配信だからこそ成せる力技でした!
この番組では放送時間ギリギリにゲストが着くように、バスに乗って来てもらいました。
つまり、もしもバスが遅れてしまったら、ゲストは放送に間に合わないのです!
番組と同時進行で、Twitter上ではゲストを乗せたバスの運行状況が逐一報告されます。
リアルタイム配信とソーシャルメディアをうまくミックスさせた番組でした!
今回は3つの番組が制作されました。
どれもテレビではできないスリルと思い切りがあり、初めてライブストリーミング
配信をしたという学生がほとんどでしたが、どれも力作でした!
生放送のため、今は見る事ができないのが残念ですが、だからこその面白さがありました。
これからもどんどん新しいメディアに挑戦していってほしいですね!
2014年12月17日 ニュース
12月13日(土)は入学前学習プログラム、第二回登学日でした。
入学前学習プログラムとは夏期、秋期コミュニケーション入学を終え、
春に本学入学を予定している0年生が大学に登学し、大学生活を先取りした
授業や課題を行うというものです。
10月26日の開講式を終えて、少し大学にも慣れた様子の
0年生が本学に集合しました。
午前中は在学生による学科紹介が行われ、各学年の代表者が
現在取り組んでいる課題やプロジェクト、
大学生活などについてプレゼンテーションを行いました。
画像や映像での分かりやすい発表、しっかりとした話し方、
ふだんからプレゼンテーションを多くしているだけあって、
見る者を引きつける内容でした。
自分達の数年後の姿に0年生達は驚きと期待の混ざったような、
羨望の眼差しを送っていました。
午後からは大学の授業を先取りしたようなワークショップを行った後、
持ち寄った情報紙の課題を合わせて冊子を制作しました。
手書きの人、パソコンで制作した人、絵がたくさん描かれている人など
それぞれの個性が発揮される情報紙が出来上がったようです。
他の人がどんな作品を制作してきたのか、みんな興味津々の様子で
冊子を持ち帰りました。
終了時にはまた新たな課題が出されました。
次回登学日は2月14日(土)。
今回集まって刺激を受けた0年生達が、どんな風にレベルアップした
課題を完成させてきてくれるのかとても楽しみです!
スタッフ:フジカワ
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