2016年10月
2016年10月26日 ニュース
今回は卒業生の活動をご紹介します!!
2013年に情報デザイン学科イラストレーションコースを卒業し、
現在は学科の副手として仕事をしている端地美鈴さんが、
NTT西日本のウェブCMを制作されました!!!
以前こちらの記事でも端地さんの活躍をご紹介しました→☆
今日をがんばるあなたへ②「A bicycle shop」篇|スペシャルムービー presented by NTT西日本
こころ温まるストーリー展開に
見ているこちらがほっこりとしてしまう、とっても素敵な映像ですね!
多くのメディアで紹介されている、
描いて、消して、また描いて、また消して、、、を繰り返し、
そのプロセスで出てきた消しカスもアニメーションに取り入れるという
端地さんの制作スタイルは本作でも健在です!
同シリーズCMのこちらのアニメーションも手がけています。
映像の終盤では、端地さんご本人が登場し、制作風景をほんの少しだけ公開しています!
副手としての仕事をこなしつつ、積極的に制作活動を続ける端地さん、
これからも益々の活躍を楽しみにしています!!!
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端地美鈴(HASHIJI Misuzu)プロフィール
1990年 京都市生まれ
2013年 京都造形芸術大学 情報デザイン学科イラストレーションコース 卒業
2013年 京都造形芸術大学 卒業制作展 学長賞受賞
個展「over and over now」@KUNST ARZT
2014年 木津川アート 市民賞受賞
第18回 文化庁メディア芸術祭 「Remember me」が審査委員会推薦作品に選ばれる
2015年「timelake 時間の泉」@新風館中庭
個展「アイスたべたら」@KUNST ARZT
2016年 新鋭選抜展 琳派-FOREVER- @京都文化博物館「cup and milk」が産経新聞賞を受賞する
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2016年10月21日 ニュース
空が高くなり、うだるように暑かった日々が嘘のように
涼しく気持ちの良い季節になりました。
気温が下がるにつれて、気持ちもなんとなく沈んでしまいがちな今日この頃、
研究室に嬉しいお知らせが届きました!!
この3月にコミュニケーションデザインコースを卒業した
渡辺康太さんが、
日本新聞協会主催の
2016年度新聞広告クリエーティブコンテストにて
デザイン賞を受賞されました!!!
詳細はこちら→☆
※昨年の中島麻里さんに続き、情報デザイン学科の卒業生の2年連続受賞となります!
受賞作品はこちら!
以下、渡辺さんのコメントです!
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仏教に「無分別」という言葉があるそうです。
物事によいもわるいもない。それらの分別はただ人間が勝手につけているだけのものであり、それを捨て去り、あるがままを知ることが悟りへの一歩である、と。
もしかすると、よいもわるいも等しくヤバいものとして扱う我々は、図らずも悟りの境地へと近づいているのかもしれません。
もっとも、無分別に至るには、ヤバいヤバくないという分別すら捨て去らなければならないようですが。
私としては特に悟る必要にも迫られておりませんゆえ、いまくらいのヤバい模様が心地よいなぁ、などと考えながら制作しました。
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一見するとドキッとするような、シリアスな印象のビジュアルですが、
文字情報をみると、、、、、ああ、わかる!!!
という人も多いのではないでしょうか?
現代の若者の「ことば」の使い方について、改めて考えさせられるポスターですね。
これからも益々の活躍を期待しています!!
スタッフ:イトウ
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2016年10月19日 授業風景
3年生以上が対象の科目「表現演習Iタイポグラフィ研究」の授業で、
株式会社写真化学 草津事業所 を見学させて頂きました。
印刷に関するレクチャーのあとは、画像修正、DTP、刷版の工程を見て
事前にお渡ししていた学生たちの作品をオンデマンド機で出力し、紙質の違いによる画像の変化を知ります。
次々出力される作品に学生は興奮気味。
さて最後は同じデータをオフセット印刷機で印刷します。
通常はブラック、マゼンタ、シアン、イエローと高速で印刷するのですが工程をわかりやすくするため
各色に分けて機械を止めて印刷された色別の作品を確認しました。
さあ、いよいよ高速で印刷します。時々抜き取ってインキの量や再現度に間違いがないか確認をします。
何度も何度も確認するためには人間の目とコンピュータの助けを借りなければいけません。
印刷の複雑な工程と再現の魅力にとりつかれた1日でした。
最後はグーテンベルクの胸像の前で記念撮影。
レポート:サトウ
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そして!この見学会に関連して、今週末に「第23回 タイポグラフィ特別講義」が開催されます!
毎年開講されている大人気のこの特別講義。
情報デザイン学科の学生だけでなく、どなたでも聴講いただけますのでぜひご参加ください。
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第23回 タイポグラフィ特別講義
日時:10月22日(土) 13:30 〜 17:30
場所:京都造形芸術大学 智勇館3階 BR31-33教室
googlemapはこちらから → ★
講師と内容:
第一部「アメリカの活字:歴史、人物、書体」
講師:河野三男氏
リン・ボイド・ベントン、モリス・フラー・ベントン、フレデリック・ガウディ、
ベンジャミン・フランクリンに代表されるアメリカのタイポグラファたちの研究。
第二部「イギリスのタイポグラファたちを訪ねて」
講師:杉下城司氏
今年の冬に訪ねたタイポグラファたちを巡る旅をスライドショウを使って報告。
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この貴重な機会をお見逃しなく!
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2016年10月17日 日常風景
情報デザイン学科の在校生、いや、卒業生なら知らない人はいないであろう、
学科の事務を担当するスタッフとして16年間勤務された栗田麻子さんが、
8月より情報デザイン学科を離れ、通信教育部へ異動されました。
そして、新しいスタッフとして東京の外苑キャンパスより、上田恵さんが新たに着任されました!
右側が栗田さん。左側が新たに着任された上田さんです。
縁の下の力持ちとして、長い間勤めてこられた栗田さん。
「情デの歴史の中にはいつも栗田さんが居てくれた。」と先生がおっしゃっていました。
これからは上田さんが加わり、新しいメンバーで新しい情デの歴史を築いて行くことになります。
よりよい学科づくりのため、スタッフ一同力を合わせてがんばっていきたいと思います!
そして栗田さん、本当に今までありがとうございました!!
スタッフ:勝
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2016年10月14日 イベント
先日大阪で行われました、藤原先生と4年生の展覧会をご紹介します!
この展覧会は毎年、藤原先生が学生と共に一出品者として、同じ立場で学生と作り上げている展覧会です。
今年でなんと、13回目の開催となりました!
今回は、4年生藤原ゼミのメンバーと展示を行いました。
今木ななさん作品
藤井翼君作品
森裕菜さん作品
藤原先生作品
■今木 ななさん
「去年に引き続き今年も展示させていただきました。この藤原先生筆頭の展示会は作品表現の自由度が高いので、自分の作品を改めて客観的に捉える事ができました。その事で自分らしさや良い所を見出せたので、これからの制作の自信にも繋がりました。」
■藤井 翼君
「グループ展をやるのは初めてで、搬入方法や展示方法を学ぶ大変良い経験となりました。
特にB0サイズの作品を地下鉄で運んでたとき、あぁ芸大生やってんな、と思いました。」
■森 郁菜さん
■吉内 万貴さん
「配置場所や照明の当て方などによって各々の作品の持つ色が変わっていく様子を見て、とても新鮮に感じました。
展示するという行為への意識を高められるキッカケになり、有意義な学びの時間を得ることができました。」
教員と学生が、作家として肩を並べて作品を展示するという、
挑戦的であり、また、あらためてグラフィックデザインの可能性を探る、とても刺激的な展示会でした!
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「graphic potentiarity13 forzando 」
■出品者
今木 なな
藤井 翼
藤原 裕三
森 郁菜
吉内 万貴
・会場
ペーパーボイス大阪
〒542-0081 大阪市中央区南船場2-3-23 平和紙業株式会社 大阪本店
http://www.heiwapaper.co.jp/shop/gallery.html
・主催
graphic potentiarity 実行委員会
・協力
平和紙業株式会社
スタッフ/クスモト
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