2018年6月
2018年6月29日 ニュース
こんにちは、情報デザイン研究室です。
今回は、先日行われました優秀学生賞授賞式の様子をご紹介いたします!
「優秀学生賞」とは、3年次終了時点までの成績や研究・活動実績をもとに
厳正な審査によって選抜された、創作・研究活動に秀でた優秀な学生を表彰する賞のことです。
情報デザイン学科からは、8名の学生が選出されました!
▼ 情報デザインコース
上垣 陽和(兵庫県立西宮今津高等学校 出身)/鈴木 茉弓(大阪府立牧野高等学校 出身)/谷口 日向子(大阪府立寝屋川高等学校 出身)/森田 麻子(大阪府立池田高等学校 出身)/米川 実果(滋賀県立信楽高等学校 出身)
▼ イラストレーションコース
遠藤 真裕子(宮城県宮城野高等学校 出身)/水谷 早希(京都府立北稜高等学校 出身)/山下 芽久(兵庫県立福崎高等学校 出身)
授賞式は、ギャルリ・オーブ前で行われました。
尾池学長よりお祝いの言葉をいただいて、いよいよ賞状の授与です。
皆さん緊張している様子でしたが、賞状を受け取って思わず嬉しそうな笑顔がこぼれます!
受賞者のパネル展示の前で記念撮影。
皆さん本当におめでとうございます!!
受賞者のパネルはギャルリ・オーブ前に展示されています。
お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください!
スタッフ/クスモト
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2018年6月26日 授業風景
こんにちは。情報デザイン研究室です。
本日は先日合評が行われました、
1年生イラストレーションコース「デザイン基礎」の授業についてご紹介したいと思います。
この授業をご担当されている先生はとんぼせんせいです。
今回の課題は「イラストレーション考察(オマージュ、サンプリング、マッシュアップの手法の獲得)」
まずは自分の好きな作家(イラストレーターや絵師)を数人選び、客観的に考察し、
その作家の特徴などをリサーチしました。
それぞれの作家の分析が終わったところで、
それらの特徴を掛け合わせた新たなイラストレーションを描きました。
構図や余白、作家同士の組み合わせの配合など様々なことを考えながら、よく観察しながら描き、
皆さん悪戦苦闘しながらも楽しんで制作する姿が見られました。
完成した作品は、見たことあるような、ないような、新しいキャラクターがたくさん生まれていましたよ!
そして合評の日。
皆さん大学に入って初めての展示形式の合評だったので、
先生に展示のコツを教えてもらいながら、
クラスメイトにアドバイスをもらいながら壁に設置していきました。
設置完了後、お互いに作品を観て回り、お気に入りの作品に投票を行います。
この課題を通して、皆さん色々な自分の課題点が見えたそうで、
もう一度この課題に挑戦したいという声が多く聞こえて来ました。
今回の課題では、土台となっているものは自分ではなく他の作家さんのイラストではありますが、
その中にも皆さん自身がもっている手グセや特徴が現れており、
あらためて自分らしい絵というものに気付くことの出来た課題だったようです。
これからも様々な絵をリサーチして自分の絵に生かしていってくださいね!
スタッフ かつ
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2018年6月22日 イベント
こんにちは、情報デザイン学科です。
前回に引きつづき、6月12日に行われた1日体験入学の模様をお届けいたします!
今回は、ビジュアルコミュニケーションデザインコース編です。
イラストレーションコース編はこちら
授業はまず、ウォーミングアップの課題から始まりました。
ひらがなの『あ』を何も見ずに「明朝体」と「ゴシック体」で書いてみよう!という課題です。
どちらも普段見慣れている書体なのですが、いざ思い出して書くとなると、
どんな形だったっけ?と意外とはっきり思い出すのが難しいようです。
皆さんそれぞれに思案をしながら取り組んでいました。
答え合せは丸井栄二先生による実演で行いました!
想像通り書けた人、少し違った人、さまざまだったかと思いますが、これで二つ書体の名前が覚えられましたね!
同じ『あ』でも、明朝体とゴシック体では、受ける印象が随分変わることがわかります。
この受け手に与える印象について考えることが、デザインを学ぶことへの第一歩なのです。
次の課題は少しレベルアップした応用編です!
授業で配布された「サインペン」の特徴的な部分を探し出し、
その部分を紙面のどの位置に描くか、さらに自分が伝えたい特徴をどの書体で伝えるか、
ビジュアルと文字のみでデザインを完成させます。
たくさんの書体の一覧を参考にしながら、
自分で伝えたいイメージを頭に浮かべて皆さん奮闘しているようでした。
完成した課題は、机に並べて合評会を行いました。
皆自由に作品を見てまわり、他の人の作品に興味津々で意見交換を行っているようでした。
短い時間ではありますが、実際に大学の授業を体験することで
自分の大学生になった姿がリアルに想像できたのではないでしょうか!
1日体験授業は7月にも行われます、興味がある方はぜひご参加ください。
詳細はこちら→☆
スタッフ/ウコン・クスモト
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2018年6月20日 ニュース
こんにちは。情報デザイン研究室です。
本日は、6月10日に行われた1日体験入学
イラストレーションコースの授業の模様をお伝えします。
まずは、ウォーミングアップの「落描きワークショップ」からスタート!
ワークシートに描かれている「人」のイラストに、思いつくまま自由に「落描き」していきます。
制限時間は3分。
元々同じだったイラストが、各々全く違ったイメージに「落描き」されました。
できあがったイラストをグループで見せ合います。
自分とは違う他の人の発想、意表をつく展開に、各テーブルから笑い声も聞こえて来ました。
さて、ここからが本題です。
イラストレーションコースでは、「インパクトロゴ」が今回の授業テーマです。
配布されたのは、既存のロゴマークが描かれた紙です。
ロゴマークは全部で3種類!グループごとに異なるロゴマークが配布されています。
このロゴマークからイメージを膨らませ、先ほどの落描きのように、元あるかたちを利用して、
新しいロゴマークを制作します。
ただの「落描き」とは違うところは、元のロゴマークを様々な角度から観察し、イメージを膨らませ、ディスカッションをしながら進めていく点です。
新しいロゴマークを制作するキーワードを出し合い、先生方や、助っ人として参加してくれた学生スタッフ(左:イラストレーションコース2年生 岩城さん)にアドバイスをもらいながら
「落描き」の自由な発想を、コミュニケーションで得た様々なアイデアと組み合わせることで、印象的で面白い作品に仕上がりました。
最後は、みんなで鑑賞タイムです。
元のロゴのかたちから発想したイメージをうまくまとめ、面白い作品がたくさん出来上がっていました。
絵の上手い下手よりも、まずしっかり観察し、ひらめきやアイデアをたくさん出した上で表現することが、人を惹きつける作品の大事な要素かもしれませんね。
先生から「才能やセンスという言葉に惑わされないようにしましょう。大切なのは“情報量” です。」とお話しがありました。
いい作品を創り出すポイントは、情報の引き出しをたくさん持つことなんですね。
イラストレーションコースでは、「描く」技術に加えて、アイデアを導く方法を大切にしながら学ぶことができます。
参加された皆さん、一日芸大生はいかがでしたか。
1日体験入学は、大学生活をイメージする貴重なチャンス。
楽しみながら一緒に学んでいきましょう!
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第2回目は、7月8日となっています。
定員が設けられていますので、
参加を考えている方はお早めにこちらにアクセス!
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先生方&スタッフ一同、みなさんにお会いできることを楽しみにしております。
スタッフ ミズタ
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2018年6月14日 授業風景
5/31の「情報デザイン概論1(渡辺広之学科長担当)」では、
話題の仕掛け人、ネルケプランニングの松田誠会長に、お越しいただき、特別授業を実施しました。
松田誠さんは、演劇プロデューサーとして、数々の演劇やミュージカルをプロデュースされてきた方で、現在は『2.5次元ミュージカル』、「テニスの王子様」、「NARUTO-ナルト」等、舞台化の第一人者として活躍されております。
授業では、松田誠さんの演劇の世界に入ったきっかけから、具体的な演目に関する紹介、更には松田流の仕事術など、なかなか聞けないエピソードも満載の授業となりました。
授業の後半は本年から情報デザイン学科の客員教授に就任された杉本先生とのトークセッションにより、参加してくれた学生の皆さんからの質問に答えながら、演劇業界を志す時の注意点や松田誠さんが京都で進めているプロジェクトのお話なども飛び出して、大変盛り上がる授業となりました。
松田誠さんからは演目コンテンツを選ぶ時の重要なファクターとして
この3つの内、少なくとも2つ以上が成立しているものを選んでいると指摘があり、
これから社会に出てゆく学生の皆さんに対するメッセージとして、
「自分の夢を大切にして、先ずは夢に向かって行動すること・・・そして、苦しくなったら、立ち止まって考えて、そして更に行動すること。」をお話し頂きました。
今回の授業は「情報デザイン学科」のみならず、「舞台芸術学科」、「キャラクターデザイン学科」の学生にも声をかけ、近い将来、本学から、松田誠さんと一緒に演劇やミュージカル等のエンターテインメントをプロデュースできる学生が出てくることを期待せずにはいられない一日となりました。
松田誠さん、本当にありがとうございました! またぜひお越しください!!
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