- 2020年5月25日
- ニュース
「演幻異聞録 襖狭間の戦い」が京都デジタルアミューズメントアワード「ゲーム・インタラクティブ部門賞」受賞!
立命館大学映像研究科のゲームゼミと京都芸術大学キャラクターデザイン学科のゲームゼミ、そして劇団月光斜が共同で研究し制作した作品「演幻異聞録 襖狭間の戦い」通称「演ゲープロジェクト」が「ゲーム・インタラクティブ部門賞」を受賞しました!
制作に関わった皆さま、おめでとうございます!
https://www.pref.kyoto.jp/noryoku/news/awards.html
立命館大学松竹スタジオでの完成披露会。
この作品は、演劇とプロジェクションマッピングとゲームを融合させた、観客参加型の新しいメディアを目指して制作されました。
立命館大学のゲームゼミはゲーム企画、舞台演出、プログラミング、ハードウェアの設計を、そして京都芸術大学のゲームゼミはコンセプトアートやUIデザイン、キャラクターデザイン、アニメーションといった形で、両大学のゲームゼミがもつ特徴を融合しての挑戦となりました。
イオンモールで行われた卒業制作展の会場にて。ゲームに興じるプレイヤーたち。
舞台上では演者による時代劇が繰り広げられ、この芝居と平行して襖に映し出されたマップ上では敵味方入り乱れての合戦が展開していきます。
プレイヤーは火縄銃の形をしたコントローラーを持ち、物語の展開に合わせて画面内に映り込む敵を撃破していきます。またプレイヤーの行動に応じて芝居もリアルタイムに変化し、演じる側、遊ぶ側の双方向のやりとりによって一体感が生まれていくというゲームとなっています。
次の攻撃に備えてプレイヤーたちが大急ぎで弾丸を装填していく様子や、次の行動を促す演者の迫真の演技など、会場は物凄い熱気に包まれていました。こんなゲーム、今まで見たことがないですね。
演者による迫真の演技が物語を盛り上げていきます。
実験感覚でのコラボレーション企画となりましたが、これからももっと面白い遊びを研究するために様々な企画に挑戦していきたいと思います。