映画学科

高原の日常7 ~はじめの一歩!〜

こんにちは。映画学科研究室です。

 

とうとう、いよいよ!

 

高原校舎にも1年生がやってきました。

入学後初めて足を踏み入れる高原校舎、1年生のみなさん、いかがだったでしょうか。

 

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当日は「映画演出制作基礎I」の授業日。

北小路先生の「映画概論」で各領域のプロからお話を聞いて理解を深めながら、この授業では技術的なことを何も知らないフレッシュな状態で、1年生が5クラスに分かれて映画を一から作ってみます。

授業それぞれが独立しているのではなく関連性を持って、映画とは何か、映画をつくるとは何か、を1年生の前期に立体的に学んでいきます。

 

何も知らない状態で作ってみて、何が難しかったのか、何を面白いと思ったのか。

これからどの領域をやってみたいのか、もっと深く勉強していきたいのか。

 

さまざまなことに気づき、後期以降の学びにつなげていく、映画の世界に踏み込むための最初の大切な、そして大きな第一歩です!

 

そんな授業を今年コーディネートしているのは、映画学科鈴木三人衆・3人目の、鈴木卓爾(たくじ)先生。

 

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卓爾先生は映画監督であり俳優。

先生が生み出す映画には日常には見えない類のものが出てくることがあります。我々の目に写る日常を、先生はどんな風に見つめておられて、お話の世界を生み出しておられるのかとても気になっています。

観たら何かどこか優しい気持ちになれる卓爾ワールド。覗いてみたい方はぜひ、映画『嵐電』をご覧ください。

また、俳優としてたくさんの映画に出演されていますので、探してみてくださいね!

 

 

 

さて、1年生の登校可能日はたくさん学生が来ることを想定し、5クラス別々の教室に分けて、Zoomの画面をスクリーン投影し、学生の声を集音マイクで拾って、撮影をしているBスタジオと各教室をつないでみました。

事前にどれだけ検証を重ねても、初の試みにはトラブルもつきもの。高原校舎にはエレベーターがないので、校舎内を走り回り、トラブルが起こればそこにすぐ駆けつけて対応します。

 

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(オンラインで小さな画面を見続けることに慣れてますが、大きな画面で観るほうが断然いいなと思いました。)

 

 

今回は編集領域の鈴木歓先生による「モンタージュ(編集) ~観客の想像をつなげていく~」の回。

 

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以前のBlogで紹介した歓先生の編集スタイルのお話を聴き、俳優の卓爾先生と水上先生が別々で撮影した素材を歓先生が実際に繋げて、見せ方によって見え方が全く違うということを学びました。

 

何事にも囚われず、自由な発想で。

思いついたことは全部やってみたらいい!

 

と先生方からメッセージを受け取った1年生たち。

来週からはいよいよ、撮影に向けた企画・準備が本格的にはじまります。

 

 

次にみんなで対面で会える日を楽しみにしつつ、オンラインでどんな映画ができるのかも楽しみにしています。

 

さて、次回もお楽しみに。

 

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