プロダクトデザインコース

一日体験入学オープンキャンパスが開催されました!

みなさん、こんにちは!

「!」って打つの、実はまだ少し照れがあります。プロダクトデザイン学科技官の赤穂進です!!

 

今回は1日体験入学型オープンキャンパスの模様をお伝えします。

7/5(日)A日程はZOOMを使用したオンライン授業形式で開催されました。たくさんの高校生のみなさんにご参加頂きました。ありがとうございます!

 

今回は夏らしく「うちわ」のデザインをみなさんに体験して頂きました。(使用する素材はA4の紙です

。)

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(担当の大江先生が色々なタイプのうちわを参加者のみなさんに紹介しています。)

 

「うちわ」とは何をするためのものであるのか?

暑い時に扇いで涼を得るために使う場面を想像される方が多いかと思います。しかし、例えば酢飯を冷ます時、火を起こす時などにも使う場面があるように、うちわが果たすべき機能は扇いで「涼しくする」ではなく、「風を起こす」という機能を持つモノということになります。

当たり前のこととして認識している製品の要素を分解、整理することで見えてくる視点が大切です。

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今回は自分(高校生)が教室で使うための「うちわ」をデザインします。

・いつ

・どこで

・だれが

・どのように

「誰の、どのような状況に対してアプローチするのか。」

デザインを考える上で重要なプロセスを、今回は一番イメージしやすい自分をユーザーとして想定し、課題に取り組みます。

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どのように使うのかを想定するために、「修飾語+扇ぐ」を思いつく限り発表し合います。

授業中に扇ぐ場合は?→こっそり扇ぐ、ギリギリ扇ぐ、見ている先生が癒されるくらい優雅に扇ぐ、等々、様々な方向にアイデアを展開していきます。

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参加した高校生のみなさんからは、実に様々なアプローチがなされました。

 

・授業中に先生から見えないよう、ひざに挟んで扇ぐ。

・ペンや鉛筆など、持っている文房具を差し込んで柄にして使える

・紙や下敷き等を挟んでなんでもうちわとして使える持ち手

 

私には到底思いつくことのできない驚くべき角度から、様々なうちわのアイデアが飛び出しました。

「その手があったか!」と自分の頭の固さを実感させられてしまいました。

 

 

 

 

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〇1日体験入学オープンキャンパス 開催のお知らせ                   

誰でも芸大生になれる特別な2日間!

B日程:8/2(日)「何のための道具なのかな?」を考えてみる。

オンライン授業と対面授業(受験生限定)を開催!)

概要

「私達は、多くの道具や製品に囲まれて生活を送っています。多くの道具・製品たちではありますが、それぞれに役割を持っています。プロダクトデザイナーの仕事の一つに、物に役割を与えるというものがあります。そのことについて一緒に考えながら、デザインを学ぶ授業です。」

 

詳細はこちらをクリック

 

普段は担当の講義毎に先生1人というケースが通常ですが、この1日体験入学では、ほぼ全ての先生が集結しています。授業内容やプロダクトデザイン科に触れることが出来る本当におすすめの機会です。

ぜひご参加下さい。よろしくお願いします。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!

 

 

 

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