- 2020年10月29日
- 日常風景
【kuapedia】学生や授業内容を紹介!プロダクトデザインコース
この記事は2020年に公開されたものです。現在とコース編成等が異なる場合があります。
プロダクトデザインコース
出典:京都芸術大学百科事典『クアペディア(kuapedia)』
プロダクトデザインコース(英:Product Design Course)は、京都芸術大学にある13学科23コースのうち、プロダクトデザイン学科に属するコース。この記事では、いま現在コースで学んでいる学生をクローズアップ!さらには、実際に行われている授業の様子や、制作した作品などをご紹介していきます。
1 学生の紹介
1-1 プロフィール
[1]現・総合型選抜「体験授業型選抜Ⅰ期」のこと。
1-2 現在の時間割
数ある中でもお気に入りの授業は、「身の回りの商品デザイン」。「灯りのある生活をデザインする」というテーマの授業です。ただの灯りではなく、伝統工芸品である和ロウソクを用いた灯りのある生活をデザインしています。
[注1]Y.Nさんは1,2年生で必要な科目をしっかり単位修得できたので大学3年生後期は授業が少なめ。大学では、自分で授業の履修計画を組むため、1人ひとり時間割が異なります。華道など日本の伝統文化を学べる授業があるのは京都芸術大学のカリキュラムの特徴の1つ!
1-3 自分のコースの好きなところ
造形的な話や技術的な内容ばかりを学ぶのではなく、どんなことに着目して誰の為に作るのか、そもそもなぜそこに着目したのか、というような、製品が出来上がるまでの過程・考え方も、大切にしているところです。人が大きく関わってくるプロダクトデザインだからこそ、大切にしたい学びだと思います。
1-4 高校時代、志望校を選ぶときにポイントにしたところ
楽しそうなことしてるな、と思うだけでなく、その学校が自分に合っているかどうかも見ていました。実際に大学に行って雰囲気を見たり、オープンキャンパスで思い切って先生や職員の人と話してみたり、webでたくさん調べたり、、この学校に入った自分の姿を想像してみることも大切なことかもしれません。
1-5 授業以外で取り組んでいる活動
保育園で園児たちが食事の時に使う衝立(ついたて)を制作するという学科内のプロジェクトに参加しています。1~3年生のメンバーで行っており、普段は同じ学年でしか授業しないので、様々な意見交換ができてとても良い刺激を受けています。こどもがターゲットなので、細かい所にも気を配りながらデザインを考えています。
1-6 高校生にひとこと!
高校生の時の私は、デザインを学んだことも、画塾通ったこともなく、毎日部活漬けの日々を過ごしていました。デザインに興味があるという理由だけで芸大を目指していいのかな、入ったとしてもついていけるかな、など不安な想いはたくさんありましたが、自分の気持ちに素直になってこの大学を選んで良かったと思っています。好きなことであったり、ワクワクする気持ちは、自分にとって心強い存在なのではないかなと思います。1人で進路について考えるのはきっと大変なので、先生や大学の職員さん、友達、色んな人に頼りながら自分のペースで考えると良いと思います。もちろん高校生活も楽しんでください!
2 授業紹介
2-1 1年生:木工の基礎を学ぶ
家具をデザインするためには、木の加工の知識や、構造の知識などが必要になりますが、それらを実際に家具を作る事で学んでいきます。組み立てたワゴンは教室の自分の席で荷物を入れるのに使用します。自分で制作した家具を使って4年間学習していくんです!
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2-2 「はさみ」をデザインする
前期から着々と工房の機械や道具の使い方等を学んだ1年生は、1年の最後にとても身近なプロダクトである「はさみ」をデザインします。
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2-3 無印良品の商品企画にチャレンジ!
3年生の夏期集中授業では、無印良品 京都山科と連携して京都山科店で売れる商品の企画アイデアを提案しました[注2]。プロダクトデザインコースでは、毎年学科独自の産学連携プログラムを実施しているんです!
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[注2]学生紹介で登場して頂いたY.Nさんもこの授業に参加しています!どんなものを企画したのか、リンク先で確認してみてください!