- 2020年12月16日
- イベント
「awabar kyoto(cafe&bar)のグランドオープンに潜入! 〜遠藤和奏の取材奮闘記〜」
こんにちは!
クロステックデザインコース3年生の遠藤和奏です◎
今回はクロステックデザインコースの3回生をフューチャー!
12月1日にグランドオープンしたawabar kyoto(cafe&bar)についてお伝えします!
また今回はお店の紹介だけでなく、awabar kyotoを運営するクロステックデザインコースの学生であり株式会社cheersityメンバーの次なる挑戦やawabar kyotoで働いている学生の様子などもお伝えいたします!
プレオープンの様子はクロステックデザインコースのブログで紹介されているので是非読んでみてください!!(クロステックデザインコースブログ:「awabar kyoto(cafe&bar)」がオープンしました。)
今回はなかなかの長編になりそうなので、目次を用意しました!
今回は同級生の活躍ということもあり、かなり張り切っています!
どうぞ最後までお付き合いください!
では12月1日 awabar kyoto(cafe&bar)のグランドオープン日に遡ります。
12月1日火曜日オンライン授業が終わり、グランドオープンを目に焼き付けるべく地元大阪から電車に乗って京都信用金庫“QUESTION” ビルの1階にあるawabar kyotoに向かいました!
awabarに着くとグランドオープン仕様の看板が迎え入れてくれました!!!
barで働いている3回生平岩於実さん(飛鳥未来高等学校出身)が描いたものだそうです。
お店の中は既にお客さんが…
それもそのはず!
グランドオープン記念としてこの日は特別にワインとスパークリングワインが2000円で飲み放題だったのです!
(ポスターのデザインはawabar kyotoのアルバイトとして働く、
情報デザイン学科ビジュアルコミュニケーションデザインコースの川口春瑠さん(帝塚山学院高等学校出身))
しかしこの日は、取材が目的。
グッと飲みたい気持ちを堪え、熱い思いを記事にぶつけると心に決めました!泣
この日お店で働く学生はいつもより忙しそう。
止まらないオーダー、お客さんとの会話にも花開き楽しそうに店内を走り回っていました。
そんな中、
ただならぬ気配を感じ目を向けると、あのお方が居ました。
(撮影時のみマスクを外しています。)
我らがクロステックデザインコースの学生でもある、
ドラァグクイーンのミス・フゥジ!!!!!!!!!!!!!!!!
ミス・フゥジのことはSNSをチェックしてみてください。
圧倒的な美に驚かされます。
実はミス・フゥジ、株式会社cheersityの取締役でありawabarの責任者なのです!
彼女のスッピン姿はいつも教室で見ているのですが、ドラック姿はこれが初見!
いざ目の前にすると、
「もしかしたら、これは夢?」と疑うほどの美しさ。
その圧倒的な存在感に目がくらんでしまいました。
みなさんも機会があったらミス・フゥジに会って欲しいです。
一瞬で虜になりますよ!
小笠原先生のゼミ生であるミス・フゥジ (撮影時のみマスクを外しています。)
別の場所でもザワめきを感じそちらに目を向けると芸舞妓さんが立っておりました…!
(撮影時のみマスクを外しています。)
ドラッククイーンのミス・フゥジとに芸舞妓さんが同じ空間に立っている。
LGBTQと伝統文化の融合!
異世界に来てしまった…
人生でなかなかこんな経験ないぞ…
どこまでが夢なのか…
完璧に圧倒され「私はまた新たなサプライズを目撃しているのか?!(1年生のサプライズの授業)」と思ってしまうほど。
お店にいたお客さんも滅多にない機会に自然と撮影会が始まっていました。
私(遠藤)もグランドオープンのために友人から借りた一眼レフで必死ににシャッターを押しまくりました!
さながらミス・フゥジ専属パパラッチの気分!
ひと段落した頃に、ミス・フゥジからお声掛けいただき、(完全に同級生だということ忘れています。)なんと一緒に写真を撮っていただけることになりました。嬉泣
「こんなスペシャルな人たちと一緒に写真が写れるなんて胸が張り裂けそう!!
……待って!張り裂けるだけじゃなく爆発しちゃう…!!!」
思いがけない事態に急に心拍数が上昇!!!
3年間も同じ教室で学んでいる同級生なのに、もはや…パニック。
急遽近くにいた坂東拓海くん(株式会社cheersity代表)にも声をかけ、撮影に参加してもらいました。
右から3番目:緊張で顔が引きつる私(遠藤)(撮影時のみマスクを外しています。)
たった数秒間でしたが、成人式の前撮りよりも緊張してしまいました。
実はこの日、awabar kyotoグランドオープンをお祝いしようと、福岡、六本木、京都のawabarの3店舗で中継を結んでいたのです。
プレオープン期間中にこの企画を思いつき、配信環境やカメラの位置のセッティングに切磋琢磨しているのを知っていたため、実際に配信が出来ているのを目にしてじんわりと感動。
店舗ごとにかなり雰囲気の違うawabar。(撮影時のみマスクを外しています。)
グランドオープン当日は短時間の滞在しか出来なかったものの、充実の時間を過ごすことが出来ました。
帰り道でも目を閉じるとawabarの光景が蘇ってきて、電車でニヤついてしまったりして…
帰り際小山薫堂先生と軽部先生から届いていた素敵なお花と、小林輝さんが見送ってくれました。
ブログで言うなんて少しずるい気もしますが、
クロステック3年生株式会社cheersityメンバー、
改めて
awabar kyoto(cafe&bar)グランドオープンおめでとう!!!!!!
11月2日にプレオープンしたawabar kyoto(cafe&bar)。その時からグランドオープンに向け、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施しました。
目標資金は100万円。
六本木のawabarでも使えるドリンクチケットやawabar kyotoでの学生展示会優先招待券など様々なリターンが選択できるように設定されていました。
そして、こちらのクラウドファンディング、
募集開始からなんと、約50時間で100万円の目標を達成したそうです!
すごい!!!!!!!!!!!
目標資金達成後、新たなリターンも追加し次なる挑戦を試みました。
今年度からクロステックデザインコースの客員教授である家入一真先生のアートコレクション展チケットや、awabar六本木店長AOさんの出張かき氷など魅力的な品々が用意されました。
awabar六本木では店長AOさんによる特製かき氷が人気なのだそうです!
ボリュームが凄い!!!美味しそう…
その結果1,567,013円も集まったそうです!!!!!
この資金はグランドオープンに向けawabarの運営や企画、プロジェクトの資金として使用されるとのこと。
awabar kyotoの新しい挑戦に期待です!
11月のプレオープン以降、私(遠藤)、なにかと用事を作ってはお店に足を運びawabarが変わっていく様子をみていました。クロステックデザインコースの学生がメインで働いていた11月に比べ、12月は知らない顔ぶれも増えてきたと感じています。awabar kyoto(cafe&bar)では現在、クロステックデザインコースの学生だけでなく他学科や他大学の学生が働いているそうです。
awabar kyoto(cafe &bar)には二つの顔があり、コーヒーをメインとしたドリンクを扱うcafe awabar(9:00~16:30ラストオーダー16:00)とお酒やソフトドリンクをメインに扱うawabar(17:00~24:00ラストオーダー23:30)が営業をしています。
舞台芸術学科演技・演出コース3年生の三木心力くん(KTCおおぞら高等学院出身)。
三木くんはcafeの時間帯に働いています。
お店で提供しているコーヒーは「雲南」という中国 雲南省にある農園のコーヒー豆を使っています。クロステックデザインコースの堀内僚くん(大阪私立工芸高等学校出身)と三木くんを中心に、「雲南」の豆を使ってcafe awabarのレシピは作られているのだそうです。
三木君は以前からコーヒーに興味があり、趣味を活かして働けるのが嬉しいのこと!
そんな三木君ですが、専攻の舞台芸術学科演技・演出コースでは「mahora」というユニットを組み身体表現や実験的なパフォーマンスを行っています。cafe awabarで働くことで他学科の学生との交流が可能になり作品制作の刺激になっているそうです。
次にクロステックデザインコース2年生の丹治清人くん(静岡県立島田高等学校出身)
丹治君はbarの時間帯働いています。
最近アルバイトを辞めたことをたまたま坂東君(株式会社cheersity代表)に話したところ、awabarで働かないかと誘いを受けたそうです。
そんな丹治君から今以前のアルバイトとawabarの異なる点を教えてもらいました。
以前は居酒屋のホールでアルバイトをしていたという丹治君、ドリンクメニューが多く作り方を覚えるのが大変だったそうです。それに比べawabarはメニューがシンプルに設定されており、効率的に働けているそう。
awabarでは集中して働ける分、学業や自主制作も問題なく行えているとのこと。
デジタルファブリケーションを駆使し、家具や作品を制作することを得意とする丹治君の次なる作品に期待です!
頑張れ丹治くん!
クロステックデザインコースは他学科に比べ興味範囲が異なる学生が多く個性的な学生が揃っています。故に、今までは学年を飛び越えて交流をすることが難しいと感じてしまうこともありました。
awabarはクロステックデザインコースのそんな問題も解決してくれる場となりつつあります。
取材中にもクロステックデザインコースの1年生が3年生の堀内くんと談笑していました。
左から:茂木雪江さん(京都市立銅駝美術工芸高等学校出身) 荒木桃香さん(神奈川県立追浜高等学校出身 堀内僚君(大阪市立工芸高等出身)
「楽しく談笑している中失礼します!」と図々しくも、日頃からawabarを利用する1年生に話を聞いてみることにしました。
私(遠藤)「awabarを利用してみてどう?」
荒木桃香さん「先輩や知り合いが働いていて、学年を超えて気軽に話せる環境があって楽しいです!」
茂木雪江さん「大学のことや授業のことなど先輩に聞きたいことがいっぱいあるので、カウンター越に話してくれるのが嬉しいです!」
コロナの影響により前期の授業は全てオンラインで行われました。後期になり対面授業の時期もありましたが、クロステックデザインコースでは安全面を考慮し現在はまたオンラインに戻っています。故に、1年生は上級生と話す機会がなく学校生活の不安や悩みをたくさん抱えていたと思います。
私(遠藤)を含めチアシティメンバーはクロステックデザインコースの1期生にあたり、先輩がいません。
だから、今の1年生の気持ちがよくわかるのです…!
クロステックの後輩から見て私たちが頼れる先輩になっているかは不安ですが、後輩が不安や疑問を気軽に聞きける場所が出来た事は羨ま…嬉しいです!!
株式会社cheersityのawabar kyoto(cafe&bar)はオープン後も、学生が働きやすい職場環境の実現のため日々進化しています。
株式会社cheersityは坂東拓海くん(札幌国際情報高校出身)が代表取締役を務め以下のメンバーが会社運営をしています。
・awabar責任者の林 宗一郎 くん(神戸市立摩耶兵庫高等学校出身)
・cafe awabar責任者の堀内 僚くん (大阪市立工芸高等学校出身)
・空間のコンテンツを担当している船越 晴稀 くん(静岡県立浜北西高等学校出身)
・決済システム環境を整える黒木 りみ さん(熊本県立大津高等学校出身)と庄司 雪乃 さん(島根県立宍道高等学校出身)
・cafe awabar担当の佐久間 優太 くん(MIHO美学院中等教育学校出身)
・awabar kyoto担当の伊東 直輝 くん(静岡県立科学技術高等学校建築デザイン学科出身)
・awabar kyoto小林 輝 さん(大阪府立茨木西高等学校出身)
・awabar kyoto平岩 於実さん (飛鳥未来高等学校出身)
「cheersity」の名前の由来は、応援を意味する「cheer」と大学「university」を合わせた造語です。大学生のために常に挑戦し、応援していくという意味が込められています。
代表取締役である坂東君は学生が今以上に学やすい環境を作るためには、研究や制作を実社会で発表する場所があることや、生活費や研究費を無理なく得られる環境が重要だと考えており、京都市の平均時給1024円の約2倍の額で学生を雇用できないか模索しています。
そのためにも余計な出費を減らすべく、オールキャッシュレス化を実装、メニューの単純化などの工夫によって短時間で効率よく収入が得れるアルバイトの実現化を目指しています。
またawabar kyotoで働く学生に対し、店舗の一部を制作や研究の発表の場、またはワークショップや研究会などの場所として提供していこうとしています。
また、制作や学びに高い志を持つ学生が集い働く場所としてawabar kyotoが存続できるよう、awabar kyotoでは働きたい人を募集するのではなく、見つけ出す「リファラル採用」や「スカウト採用」を行っています。クロステックデザインコースの丹治くんや舞台芸術学科演技・演出コースの三木くんのように、働く学生全員が作家やアーティストとして良質な作品や研究を発表し合い、お互いを高めあえる環境作りの一貫を担うことが求められるのです。
awabar kyoto(cafe&bar)の挑戦は始まったばかりです。
可能性は無限大。
awabar kyotoが挑戦していることは夢見がちで不可能だと思われてしまうことも多いと思います。まだ学生だから無知で、破天荒だと思われてしまうこともあるでしょう。
でも、既存の概念を壊さなければ新しい社会は生まれないのではないでしょうか。
きっと、
鳥のように空を飛びたいと思ったから飛行機が出来たのです。
夜が暗くて怖いと思ったから電気が街を明るく灯したのです。
誰かと話たい何かを共有したいという気持ちがインターネットやSNSというプラットフォームを作り出したのです。
私たちの世界は少しの願いと希望と、たくさんの思いから出来上がっているのではないでしょうか。
今の世の中では、学生がカフェのアルバイトで時給2000円ももらえるなんてありえないことだと思います。
でもそれが現実になったとき学生のあり方も、働き方も、価値観も大きく変わると思うのです。
これからも私(遠藤和奏)はawabarと共に学生の未来を見ていきたいと思っています。
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文章:遠藤和奏(大阪産業大学附属高等学校出身)
文章を書いて活動しています。主に身の回りに居る人のこと。クロステックデザインコースの学生もモデルとして書いているので見てみてください!
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