基礎美術コース

土を求めて山の頂上へ!(あくまで陶芸の授業です。)

こんにちは。日本の伝統文化を幅広く学んでいく基礎美術コースです!

今回の授業のレポートは2年生の前期第3課題「茶陶」です。つまり茶道で使用するお茶碗を陶芸で作る授業になります。

基礎美術の授業で陶芸といえば初回はまず「山登り」!

大学が瓜生山に建っているので、そのまま敷地内をどんどん登っていきます。

ここまでブログを読んで、「陶芸なのになんで山登り?」と思ったあなた!基礎美術コースの奥深さがここにあります!

 

大学敷地内の頂上付近には粘土質の土があり、この土が陶芸の土となるのです。
現在では陶芸の土は業者さんから購入することができますが、元々は陶芸の土は陶芸家の人たちが自分で探して掘っていたものなのです。

伝統文化を表面的に学ぶのではなく、その本質から学ぶことをコンセプトに設計されている基礎美術コースではこうした本来の土を取る行為も行います。

 

私が学生から遅れて頂上付近にたどり着いた頃にはすでに学生たちは土を見つけてバケツにすでに入れ始めていました。

同じ粘土質と言っても、黄色い土から赤い土まで複数あり、この土選び自体が今後の作品を作る作業に影響します。

ワイワイと楽しそうにしていますが、みんな真剣です。

土を十分取った後は下山して制作室で取ってきた土の準備です。

ふるいにかけたりしながら大きさを整えたり、砂利などを取り除き使える状態にします。

2年生は1年生の時にすでに一度この工程を経験しているのでかなり慣れたもの。

この自分で取ってきた土と、大学で使わなくなった再生土、そしてそこに購入した土をブレンドしてオリジナルの土を作ります。

お茶碗の整形が始まるまでにまだかなり準備段階がありますがみんな頑張ってこの授業も最後までやり切ってください!

 

【高校生・受験生に向けた夏のニュース】

2021年度の京都芸術大学は高校生や受験生に向けてオープンキャンパスなどたくさんのイベントをご用意しています。

次のオープンキャンパスイベントは7月4日(日)の体験授業型オープンキャンパスです。

基礎美術コースはまだ若干定員に余裕がありますのでぜひご検討ください。

 

●体験入学型 オープンキャンパス 7月!

7月4日(日)に開催の体験授業型のオープンキャンパスです。全23コースの中から最大2コースの授業を体験することができます。気になるコースの大学の授業がどんなものなのかを実際に受けながら知ることができます。体験選抜型Ⅰ期入試の対策になるかも?

基礎美術コースは「金箔を使ってキラキラの装飾紙を作ろう!」と題して実際の金箔を触る体験のワークショップを行います。午後は席が埋まりつつありますので、午前がオススメです!

 

また、オープンキャンパス(7/4・8/28・29)に参加すると、2022年度入学試験「体験授業型選抜Ⅰ期・Ⅱ期」の検定料が20,000円減免されます!

詳細は以下のURLまで↓

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc07-04_08-28_29/

お申し込みは以下のURLまで↓

https://hs-lp.kyoto-art.ac.jp/opencampus/form/oc21_07-04-2

 

●ブース型 オープンキャンパス8月!

8/1(日)開催のブース型のオープンキャンパスです。9月の体験選抜型1期入試に向けて最後のブース型のオープンキャンパスとなります。高校3年生でまだコースを迷っている方はできるだけご参加ください。

基礎美術コースは「植物を使ってキラキラのカードを作ろう!」というワークショップです。このワークショップは基礎美術コースでも初めて行うワークショップなのでスタッフも楽しみにしているものです。ぜひ立ち寄って楽しんでください。

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-06_08-01/

 

体験入学型 オープンキャンパス 8月!

8月28日(土)・29日(日)開催予定。

基礎美術コースでは「あの名作に勝手に新しいタイトルをつけてみよう!」と題して、古い作品のリサーチの方法を学びます。

申し込み受付はまだになっていますので、7月体験入学型や8/1のブース型をまずはお楽しみください。

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc07-04_08-28_29/

 

 

 

 

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