- 2021年7月5日
- イベント
7月の体験授業型オープンキャンパス終了 ご参加ありがとうございました!
昨日の7月4日(日)に京都芸術大学では体験授業型のオープンキャンパスが行われました。
基礎美術コースの授業内容は「金箔を使ってキラキラの装飾紙を作ろう!」でした。
高校3年生を中心にたくさんの方にご参加いただき本当にありがとうございました。
書を書くための装飾紙のことを日本では「料紙」と呼んで、様々な装飾技法が発達しました。
その中でも今回はの授業では金箔を使った装飾技法を体験しました。
写真は昔の料紙の見本。「書」と「料紙」が相まって雅でとても美しいです。
受講生に課せられた課題は色紙の中に金箔を一枚貼ること。そしてその貼った金箔の周りを「砂子(すなご)」を使って模様を描くこと。
砂子とは金箔を細かく砂状に砕いた装飾材料になります。
こちらが金箔を細かく砕いた「砂子(すなご)」。いわば昔のラメみたいなものです。
事前に作っておいたサンプルを使って説明する山本先生。大学の卒業生でもあります。
先生のデモンストレーションで金箔を一枚張っているところを見ていた受講生たち。実際に自分たちがやってみると、予想以上の緊張感だったようです。
「一枚だから簡単だと思ったけど、思った以上に難しかった。」「緊張で手が震えて曲がってしまった。」など素材を扱う難しさを体験できたようです。
今回は密にならないように先生の手元をカメラで写してプロジェクター越しにデモンストレーションが行われました。
中には初めて箔を貼ったとは思えないくらい綺麗に貼れた受講生もいました。素晴らしいでき!
中には金箔を貼るのがかなり難しかった受講生もいたようですが、それでも大丈夫。
曲がったり、よれてしまってもそれを味として生かして、周りに砂子を撒いていくと味わい深い料紙になります。
砂子を使って金箔がはがれているところもリカバリーしていきます。
だんだん良いかんじになってきました!
今回の授業の中では金箔を貼ったり、砂子を撒いてみたりすることで、素材を扱う難しさと楽しさ、そして失敗した後でもその偶然性を良い方に生かしていく創意工夫を学ぶことができました!
受講生の皆さんはかなり充実していたみたいです。
また、この授業を4名の在校生が手伝ってくれました。
大学生と受講生との交流の場ともなったみたいでとても和やかな雰囲気でした。
次の体験入学型オープンキャンパスは8月28日(土)・29(日)で行われます。
7月とは違った角度で日本文化について学んでいきますので、高校生・受験生の方はぜひご参加ください!!
基礎美術コースでは今後も高校生・受験生に向けた夏のイベントをたくさん開催します!!
オンラインイベントも対面イベントもありますのでご都合に合わせてお選びください。
●オンラインイベント開催決定!! 夏休みのうちにステップアップ! 体験イベント
基礎美術コースのキソ! 『あなただけの風神雷神を描いてみよう!』
7/17開催のオンラインイベントです。おうちで気軽に基礎美術コースの授業を体験することができます。学ぶテーマはあの「風神雷神図」!この授業の中で気軽にあなただけの風神雷神を描いてみませんか。
【準備物】鉛筆・紙 ※水彩絵具と画用紙など使い慣れた描画材料があればなお良いです。
↓お申し込みはこちら↓
https://hs-lp.kyoto-art.ac.jp/online/lp/course2021#moushikomi
●ブース型 オープンキャンパス8月!
8/1(日)開催のブース型のオープンキャンパスです。9月の体験選抜型1期入試に向けて最後のブース型のオープンキャンパスとなります。高校3年生でまだコースを迷っている方はできるだけご参加ください。
基礎美術コースは「植物を使ってキラキラのカードを作ろう!」というワークショップです。このワークショップは基礎美術コースでも初めて行うワークショップなのでスタッフも楽しみにしているものです。ぜひ立ち寄って楽しんでください。
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-06_08-01/
●体験入学型 オープンキャンパス 8月!
8月28日(土)・29日(日)開催予定。
基礎美術コースでは「あの名作に勝手に新しいタイトルをつけてみよう!」と題して、古い作品のリサーチの方法を学びます。
すでに申し込みが始まっています。7月の体験入学型のオープンキャンパスも基礎美術は多くの方が参加してくださいました。8月も楽しいプログラムになっていますのでぜひ参加してください。
↓お申し込みはこちら↓