基礎美術コース

8月28日・29日 体験授業型オープンキャンパスへのご参加ありがとうございました! 体験授業型オープンキャンパス リポート2

こんにちは。日本の伝統文化を幅広く学んでいく基礎美術コースです。

京都芸術大学では8月28日と29日に体験授業型のオープンキャンパスが行われました。

基礎美術コースでは「昔の日本の絵をもっと深く知ろう!〜あの名作に勝手に新しいタイトルをつけてみよう~」と題しまして日本の昔の作品をみんなで楽しくグループで調べていく授業を行いました。本日は当日のレポートの第2弾です。

 

授業内容を簡単に説明すると。。。

①高校生だとタイトルなどが分からないくらいの少しマニアックな日本の昔の名作の画像をまず参加者に渡します。

②その作品のタイトルや制作年、作者などをネットを使って検索してもらいます。

ただし、画像しか分からないので、検索するワードがとても大切になります。

③作品のタイトルや制作年や作者が分かった段階でプレゼンをします。

④その作品をさらに検索で深掘りリサーチして、その作品にふさわしい現代的なタイトルをつけます。

 

ちなみに配った作品画像は以下の5点です。

今日のブログでは④で参加者の人がつけたタイトルがかなり秀逸だったので、その一部をご紹介したいと思います。

 

まずはこの作品。

本当の作品タイトルは「誰ケ袖屏風(たがそでびょうぶ)」なのですが。。。

 

参加者の方がつけたのは「私と妻の着物コレクション in我が家」

なんだか一気に身近な感じになりました〜。

 

誰ケ袖屏風は江戸時代にたくさん描かれた作品で、バリエーションがいくつもあります。

そのほとんどが衣桁(いこう)と呼ばれる着物をかけるための調度品が画面に描かれ、その衣桁にたくさんの豪華な柄の着物がかかっているというものです。着物以外にも文机や本など家の中で使用する道具が描かれることもありますが、人物が描かれることはほとんどありません。あくまで着物の模様をメインに見せていく屏風です。

作者が分かるものもほとんどなく、当時の職人さんが描いたものだとされています。

今回の受講者の方はこの屏風に描かれた着物をご夫婦のものだと想像してこのタイトルになったんですね。

 

こちらの迫力があるのにちょっとユーモラスな作品の本当のタイトルは「虎図襖(とらずふすま)」。なんだかそのままですね。

 

というわけで参加者の方が新しくつけたタイトルは「虎もどき巨大猫の龍狩り(龍狩りとかいて読みはドラゴンハント)」

 

これは、この虎の作品の横には竜の襖があることをリサーチで調べた結果出てきたタイトルです。

なんだかRPG感があって、今の人でもスッと入ってきます。

この襖絵の作者の長澤蘆雪はかなりの変わり者。師匠の円山応挙から3回も破門されている、という逸話の持ち主です。

この襖の裏面には虎と同じポーズの小さな猫が川の中の魚を狙っている姿が実は描かれています。(参加者の方はそこまでリサーチしてくださいました。)

つまり、こちらの虎を描いたと思われている作品は実は川の中の魚の目線で見た時の猫、とも考えられるんですね。ちゃんと参加者の方が考えたタイトルにも「巨大猫」というワードが入っています!

 

参加者の皆さんは本当に良く絵の内容を観察リサーチしてタイトルをつけてくれました〜。

参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!!

 

明日アップする次回のブログでもまだまだ引き続き、参加者の皆さんが付けてくださったこだわりのタイトルをご紹介していきたいと思います!

 

次はいよいよ高校3年生にとっては本番が行われます!通常の体験授業とは違って緊張するかもしれませんが基礎美術コースでは楽しい授業内容を考えていますので、ぜひエントリーをお待ちしています!

●〈総合型選抜〉体験授業型選抜Ⅰ期 WEBエントリー開始!

9月10日(金)〜9月13(月)の日程で行われる京都芸術大学の最初の入学試験、体験型選抜型Ⅰ期のWEBエントリーが開始されました!!

体験選抜型は大学の授業を受けながら、その授業自体が入試になっているという入試制度です。

授業の中で出される課題に取り組むプロセスを通して、あなたの可能性を評価する入試です。

基礎美中コースの授業内容は「金箔・銀箔と銀色の絵具を使い、キラキラ光る装飾的な作品を描こう!」です。詳細は以下の特設サイトで確認できますので、興味がある高校3年生、受験生はエントリーしてみてください!

https://www.kyoto-art.ac.jp/admission/exam/communication_s/lp/

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