総合造形コース

9月7日~9月12日、総合造形コース選抜個展始まりました!

夏休みの間、みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか?

少しずつですが、最近涼しさの気配が肌で感じられる日々を感じてまいりました。セミの鳴き声も声を潜め、秋の虫がどこからともなく鳴いているのが聞こえてきます。俄然、世の中は、相変わらずコロナで再緊急事態宣言が発令されましたね。さらに身動きが取りにくくなりました。しかし、総合造形コースの学生さんの活動は活発です。このほとばしる制作意欲をこのブログでご紹介させていただきます。

今回、京都界隈のギャラリーマロニエにて昨年、3年生だった進級制作の展示で特に際立った学生作品から個展形式で翌年の夏、つまりこの季節に学生がこのギャラリーマロニエで個展を開催する運びとなりました。今年は、3人の学生が個展を開催いたします。山口京将君、森本ひな子さん、中井梓太郎君の3人です。山口京将君は阪急梅田で作品が完売するなどの注目の学生になりつつあり、実にユニークなストーリーでキャラクターを造形し、不思議な世界を演出します。

今回もどんな作品が会場に展示されるかたのしみです。森本ひな子さんは大きな鳥の巣から発想を得て、私たちの生息する安全な場所を考察しサンクチュアリベースの本来の意味を追求しています。進級制作でも大がかりな作品を手掛けていました。今回もどのような視点で作品発表してくれるのか興味深いです。また中井梓太郎君は日常に見る物質の視点から価値観を変換し直し、改めて物質の意味を探る作品に捉えようとする表現をしている学生です。学生それぞれに現実の本質を見極めようとする素直な眼差しを作品に込め、この現代に生きる方向性を獲得しようとする作品つくりは私たちを別視点で新たな投げかけを届けてくれることと思います。

コロナ禍のため、御来場の際はマスク着用と共にソーシャルディスタンスにどうぞご協力をお願いいたします。

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