総合造形コース

総合造形コースの卒業生の展覧会紹介

 

『対の場所』安見友太 個展 2022年3月8日(火)~3月27日(日)

今回ご紹介いたします展覧会は、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学彫刻コース)出身の安見友太さんの木彫作品展をご紹介します。以前から作家活動をされており何度か作品発表をされていたのですけれども今回拝見できる機会に恵まれ、OB学生として再会することができました。学生当時から真面目に課題に取り組んでいて黙々と制作していた姿が思い出され、今回の作品もずっとそのスタイルを崩さずに制作してきていることが見受けられました。改めて、継続する大切さを作風から、また再開できた安見さんからも作品を通して実感できました。


個展タイトルも「対の場所」と題していますので、私たちの日常と推し量ることがままならない空間や事象との兼ね合いの距離をテーマに木彫りで表現している作風です。私を取り巻く世界に一体何が立ち現れているのか?そんな異空間を作品を通して鑑賞されたらと思います。木材も桜の木を使っており細かい細工にはぴったりの材だと思います。ただ、欠け易い材なので長細い製作はたいへん気を使ったことだろうと思います。月曜休郎・今月27日(日)19:00まで開催中です。

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