- 2021年9月7日
- イベント
8/28(土)・8/29(日)オープンキャンパス、針金ドローイングと泥ダンゴ造り
こんにちは、総合造形コースです。
先日のオープンキャンパスにご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
総合造形コースでは、1日目と2日目で授業内容が異なりましたので、それぞれの授業の様子をお届けします。
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8/28(土)針金ドローイング
アルミワイヤーを使って自分の「手」をモチーフにオブジェを制作しました。
普段あまり意識することがない自分の手ですが、体のパーツで最もよく使うもので、ポーズによって意味を持たせることもできます。
導入を説明する金澤先生。仏像の手の話をしています。
参加されたみなさんは「手」というモチーフにどう取り組んだのでしょうか。
午前中は紙にドローイングをし、イメージを固めてもらいましたが、午後からの授業では、ダイレクトにアルミ線を使ってドローイングを行いました。
こちらは柴田先生が即興でドローイングした「手」です。
手のラインに沿ってアルミ線で形どったもので、一本の繋がった線のみですが、ちゃんと「手」と認識できますね。
皆さん真剣に取り組んでいました。
完成したら一人ひとり、それぞれの手についてテーマと感想を発表しました。
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8/29(日)泥ダンゴでミニプラネットを作ろう!
子供の頃、泥ダンゴ作りをして遊んだ経験がある方多いのではないでしょうか??
今回はその泥ダンゴに土の絵具で彩色し、ピカピカに磨きあげてオリジナルの泥ダンゴを作ります。
予め粘土で作った球体を、道具を使って更に完全な球体に近づけます。
その後、色土で化粧を施します。
土化粧の説明をする福本先生
究極の泥ダンゴを作ろうと頑張っています。
今回は必ずタイトルをつけてください、というのが福本先生からのお題でした。
タイトルを付けることにより言葉から連想するイメージと目の前の「作品」を鑑賞する体験の重要性についてお話しています。
皆さん授業終わりの作品発表の場面では、タイトルと共に感想を発表しました。
「針金」や泥ダンゴという遊び感覚で「土」という素材に触れる体験を通じて、新たな気付きや発見があったのではないでしょうか。その気付きや疑問を追求していくことで自らの感覚を広げ、表現の幅が増えていきます。またそこから、テーマやコンセプトを言語化することにより「作品」が生まれます。総合造形コースでは4年間を通して、様々な素材に触れ、手で考え、手でつくり、独自の造形を探りながら作品制作に励んでいけるコースとなっています。
受験生の皆さん、9月10日からは、体験授業型選抜I期の入試が始まります。
・自分の手を動かし、物を作ることが好き
・色々な素材を扱って作品をつくりたい
・工房(彫刻、セラミック、ウルトラ)で制作をしてみたい
・総合造形の授業ってどんな感じ?
など、気持ちが動いた方は、エントリーをお待ちしています。
体験授業型選抜I期の詳細はこちら↓↓
https://www.kyoto-art.ac.jp/admission/exam/communication_s/lp/
健康に注意して、万全で臨みましょう。